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弁護士日記

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大丈夫か、与田監督

2020年07月08日

 プロ野球の公式戦が始まって、ようやく各チームの戦力の程度が明らかになってきた。
 中日ドラゴンズの今季の予想については、元選手の解説者などが、非常に甘い予想をしている。しかし、テレビやラジオに解説者として出て、報酬をいただく身分にある以上、中日球団にとって面白くない予想を公言することは許されない。立場上、已むを得ないと考える。戦前の大本営発表と同じようなものとならざるを得ない。ひたすらチームを持ち上げる発言に終始する忠実な姿勢が求められるのである(この点は、中国内の中国人と同じようなものである)。
 私の予想は、中日は、今年もBクラスで終わるというものである。では、なぜ、Aクラスになれないのか?それには根拠がある。
 第1に、チームを見渡しても、4番を打てるような日本人野手が一人もいないことが決定的である。他の優勝に絡むような強いチームには、強打の日本人選手が最低でも一人いる。しかし、中日にはいない。ここで、外国人選手でもよいのではないのかという反論があろう。しかし、外国人選手ではダメである。外国人選手は、所詮は助っ人にすぎない。チームに一定期間は所属する保証がない。成績が良ければ、より高額の年棒を求めて、来季は他のライバルチームに移籍してしまう危険がある。
 第2に、中日ドラゴンズは、いつまでたっても、ベテランをあてにしている。ベテラン選手は、確かに過去にそれなりの成績をあげてきたから、戦力外通告を受けずに、生き残っているのであろう。しかし、若手と違って伸びしろがない。つまり、将来性がないということである。ベテラン中心では、チームは、ジリ貧に陥るということである。既にそのような傾向に陥っている。だから、長期間にわたってBクラスにいるということである。
 以上の分析を踏まえ、次のような提案を行う。
(1) 打撃陣についていえば、不振に陥っているベテランは、思い切って二軍に降格させ、現在、二軍にいる根尾と石川ほか数名を一軍に上げる。彼らは、一軍に上げても、すぐに活躍するとは思えないが、しかし、来季にはつながるはずである。近い将来、日本人4番の候補者が出てくるはずである。
(2) 投手陣についても、若手をどしどし登用する。過去の栄光だけを糧にローテーション投手陣に組み入れてもらっているようなダメなベテラン投手は、やはり二軍に落とす。その代わり、現在二軍で頑張っている、将来性のある若手投手を一軍に数名昇格させる。
 以上、たった二つの対策を講ずるだけで、来季はかなり期待できるようになるのではなかろうか。少なくとも、来季こそはAクラスを狙える態勢が整うと考える。

日時:18:26|この記事のページ

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