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弁護士日記

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江藤アホ大臣は即時辞任せよ

2025年05月19日

 やはり私の見立ては当たっていた。前回、私は、江藤農林水産大臣のことを「能天気な人物である」と書いた。まさにその通りだった。人間、顔を見れば全て分かるのである。
 江藤大臣は、昨日18日に佐賀市内で講演したらしいが、その席上で、「私はコメを買ったことがない」、「ほかからもらっている」、「家にはコメが余るほどある」、「もらうのも大変である。いろいろな物が混ざっているので・・・」などと公の場で発言した。
 江藤氏の発言は、聞き捨てならない重要な問題点を含んでいる。
 第1に、コメの店頭販売価格が高騰し、普通の国民が困っている状況にあることを十分認識しつつ、江藤氏は農政の最高責任者としてあるまじき暴言を吐いたといえるからである。その発言から推測すると、コメの値段が上がっても、内心では「全く問題ない」と思っているのではないかという疑いすら生じてくる。仮にそのように思っているのであれば、農水大臣としての資格はゼロである。能天気な世襲政治家である「ボンボン」の裏の顔が今回の講演を機に、期せずして露呈したというほかない。普通の農水大臣であれば、仮に内心そのように思っていたとしても、決して公の場で話すことは差し控えるであろう。ところが、このアホ大臣は、真意を明かしてしまったのである。責任感も何もないということである。江藤氏に対し即時辞任を要求する。
 第2に、このような不適格で、かつ、能天気な人物を、農水大臣のポストに就けたままの状態では、コメ価格が国民の期待する価格まで下がることはないことになる。国政の課題を解決できないような人間を国務大臣に就けておくことは、税金の無駄使い以外の何物でもない。よって、石破首相は、江藤大臣を罷免すべきである。しかし、残念ながらこれもほとんど期待できない。なぜかといえば、石破首相自体が最低レベルの総理だからである。私は、石破氏の顔、話し方、思想の全てが根底から嫌いである。首相自体がダメ人間であるから、今回のような不見識な農水大臣が出現したとも言い得る。
 最近のコメ価格の暴騰をきっかけに、多くの国民も、コメの生産や流通の問題について、以前と比べ、到底考えられないくらいの大きな関心を寄せている。私見によれば、農業も他の産業と同じく競争原理にさらされて成長する必要がある。これまでは、国から貰う補助金を頼りに細々と営農が継続されてきたのではなかろうか。これではダメである。競争がないということは、進歩も技術革新もないからである。したがって、戦前と比べても大差ない状況が続いた。そのため、労働生産性が全く上がっていない。結果、外国産のコメと比べて価格が割高となって、外国米との競争に勝てない。また、平均的な農業収入が低いため、若者は誰も農業に従事したがらない。収入が低い産業に就職したいと思わないのは人間の本性であり、これを非難することはできないのである。
 農水省は、全農の顔色をうかがいながらこのような間違った政策を延々と継続してきた。そのツケが今回のコメ価格の高騰現象として表出したのである。解決策は、農業分野に厳しい競争原理を導入し、一方で繁栄する農家を増やし、他方で旧態依然たる農業に安住・固執してきた農家を退場させることである。働き手が年々減少する日本にあっては、ダメ農家は、すみやかに他の産業に移動し、そこで自立を考えるべきであろう。

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