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弁護士日記

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国会議員など、今の半分の数で十分だ

2017年07月25日

 本年7月22日の夜のNHKの番組で、「AIに聞いてみた・どうすんのよ日本」という番組があった。司会は、NHKの実力派アナウンサーの一人と目される有働アナと、タレントのマツコ・デラックスであった。
 この番組では、人工知能に蓄積された膨大なデータを処理して、いろいろな事象相互間の関連付けなどの結果をあぶりだしていた。例えば、病院の数(正確には病床数)と、その病院がある地域の人々の健康状態についての分析結果が出ていた。それによれば、人口一人当たりの病院の数(ベッド数)が少ないと、地域の人々の健康状況が改善されるという結果が出ていた。
 この結果は、世間の常識とは相反する結果である。一般の常識によれば、病院などの医療機関が多く存在すればするほど、地域住民の健康状況が良いと思われがちである。しかし、事実は違うという結果が出た。その理由まで、AIは提示してくれないので、因果関係を考えるのは、司会者とゲストの学者たちの役割となった。
 このテーマについて自分でも考えてみたところ、地域に大きな病院が少ない地方では、住民が自分で健康を管理して、そもそも病気にならないように心掛けなければならず、そのために行っている運動や諸活動が、結果として、住民自身の健康の維持にプラスに働いているのではないかと思われる。
 ほかにも、いろいろと興味深いデータが示され、あるデータと関連するデータの相関関係についていろいろと頭を使うことを余儀なくされる面白い番組であった。司会者のマツコ・デラックスは、いわば視聴者を代表する形で、有働アナと意見交換をしつつ、番組をうまく進行させていった。さすがプロの芸人だと思った。
 ここで、私は思った。「国家の基本政策を決定するに当たっては、客観的で公平なデータを重視して行うべきである」と。現在でも、国は、人口予測やGDPの増減動向などについては大規模な調査を行って、その上で政策を決定している。しかし、今後は、今まで以上に、人口知能を活用して、あるべき方向を模索する必要があるのではなかろうか。例えば、我が国が直面する大問題の一つは、今後ますます進展する少子高齢化の影響から生ずる弊害を、どのようにして最小限にとどめることができるかということであろう。
 ここで、諸問題を解決するために活用すべき資源として、次のようなものがある。
 第1に、我が国最大の「シンクタンク集団」といいうる霞が関の官僚機構の活用がある。政治家には、これらの官僚機構を活用する能力が求められる。
 第2に、上記したAI(人口知能)の活用である。将棋や囲碁の世界でも、一昔前には全く想定できなかった事態が起こっている。最高レベルのプロ棋士がAIに負けるという事態の出現である。AIに委ねることができる分野は、積極的にAIに任せておくべきであり、人間は、AIが示したデータを活用するという分野に集中すべきであろう。
 他方、近代国家に出現した民主的議会を構成する議員については、どう考えるべきか。
 私は、今後、国会議員の数は半減させるべきであると考える。一体、国会議員は、何のために存在するのであろうか?模範解答は、おそらく、国民主権の建前をとる日本においては、国民を代表する機関が必要であり、その機関である国会を構成する人的要素が国会議員であり、不可欠の存在である、というものであろう。
 確かにそうであるが、だからといって、国会議員の数が、現在のような多くの人数である必要はない。AI技術を活用できる現代社会においては、議会でいろいろと議論するよりも、遥かに少ない時間で、あるべき政策の方向性が示される(3人寄れば文殊の知恵という時代ではなくなったのである。)。
 よって、少数精鋭を目指すべきであり、衆議院議員として全部で200名程度、また、参議院議員として、地方代表の性格をより全面に打ち出し、各県4名で足りるのではないか(47×4名=188人)。よって、衆参両院合計で、388人程度とすべきである。
 国会議員の大半は、自分が選挙に勝って国会議員であり続けることに最大の関心があり、国家国民のことなど、議員の内心(本心)においては、ほとんど考えていないと思われるからである。
 国会(又は委員会)で、つまらぬ話題に対し馬鹿笑いをしたり、大臣の答弁に対し汚いヤジを飛ばすことしか能がなかったり、また、夏には海外視察と称して、呉越同舟さながらに与野党議員が仲良く観光旅行をすることを楽しみにしているような無能議員に対し、食い扶持を与えるために用意された議席など、直ちに削減すべきである。

日時:10:23|この記事のページ

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