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交通事故の法律Q&A

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Q5後遺障害等級第4級の判例(その4)

設問高次脳機能障害等で併合4級の等級認定を受けた高校生の労働能力喪失率に関する判例があれば、解説してください。

Answer

名古屋地方裁判所平成26年1月9日判決があります。

解 説

1 被害者の概要
(1) 症状固定時当時17歳
(2) 女性・高校生
(3) 基礎収入 591万7,400円(平成22年賃金センサス男女計大学・大学院卒全年齢平均賃金)
(4) 自賠責の認定 併合4級(労働能力喪失率92%)
2 判決(名古屋地判平26・1・9)が認めた後遺障害の内容
(1) 併合4級に準じる
(2) 高次脳機能障害および頭部手術痕
(3) 労働能力喪失率 79%
コメント
 判決は、被害者に関する医療機関による各種検査結果、同女の母親の証言、主治医作成にかかる「神経系統の障害に関する医学的意見」などを総合的に考慮して、同女の高次脳機能障害の程度を5級2号に準じるものとしました。また、同女の頭部の手術痕については、12級15号(現12級14号)に該当するとした上で、これは労働能力に影響するとは考え難く、全体としての労働能力喪失率は79%としました。

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