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交通事故の法律Q&A

交通事故の法律Q&A

Q15後遺障害等級第6級の判例(その4)

設問自賠責保険に対する異議申立ての結果、高次脳機能障害が認められたのにも関わらず、裁判では高次脳機能障害が認められなかった判例はありますか。

Answer

東京地方裁判所平成25年9月13日判決があります。  

解 説

1 被害者の概要
(1) 症状固定時63歳
(2) 男性・運転手
(3) 基礎収入 298万6,566円
(4) 自賠責の認定 併合6級(労働能力喪失率67%)
2 判決(東京地判平25・9・13)が認めた後遺障害の内容
(1) 併合9級
(2) 非器質的精神障害、左肩関節の機能障害および左顔面神経麻痺に伴う口のゆがみ等
(3) 労働能力喪失率 35%
コメント
 判決は、被害者に高次脳機能障害が発生したことを否定し、非器質的な精神障害にすぎない(12級相当)とした上で、その余の後遺障害と併せて併合9級相当(労働能力喪失率35%)としました。

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