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交通事故の法律Q&A

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Q29後遺障害等級第8級の判例(その3)

設問交通事故で後遺障害を負ったものの、復職後、収入が増えた場合の労働能力喪失率に関する判例があれば、解説してください。

Answer

東京地方裁判所平成27年2月13日判決があります。

解 説

1 被害者の概要
(1) 症状固定時40歳
(2) 男性・会社員(外回り営業職)
(3) 基礎収入 567万8,621円
(4) 自賠責の認定 併合8級(労働能力喪失率45%)
2 判決(東京地判平27・2・13)が認めた後遺障害の内容
(1) 併合8級
(2)  顔面の線状痕、右手関節の機能障害、左膝関節痛および左膝蓋骨部の手術痕等
(3) 労働能力喪失率 20%
コメント
 判決は、原告の復職後の収入は本件事故前よりも増加していて減収は認められないとしましたが、原告の職種が営業職であることなどを考慮して外貌醜状がその業務に悪影響を及ぼしていることを認め、その他の後遺障害が12級に該当することも勘案して、労働能力喪失率を20%としました。

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