お問い合わせ電話番号
受付時間:午前10時~午後5時

052-211-3639

電話でのお問い合わせ
メール相談申し込み

交通事故の法律Q&A

交通事故の法律Q&A

Q34後遺障害等級第8級の判例(その8)

設問大学院生で、事故後、症状固定日前に就職が決まった場合の、労働能力喪失率に関する判例があれば、解説してください。

Answer

千葉地方裁判所平成27年9月17日判決があります。

解 説

1 被害者の概要
(1) 年齢不詳
(2) 男性・大学院生
(3) 基礎収入 646万200円(賃金センサス男子全年齢・大学・大学院卒)
(4) 自賠責の認定 8級(労働能力喪失率45%)
2 判決(千葉地判平27・9・17)が認めた後遺障害の内容
(1)  併合8級
(2) 脊柱に中程度の変形を残すもの。
(3) 症状固定後から27歳までの5年間は45%(実際は24歳で就職しているから1年間のライプニッツ係数を控除する)
   27歳から32歳までの5年間は30%
   32歳から67歳までの35年間は14%
コメント
 判決は、就職した24歳から、平成23年の賃金センサスを基礎収入として算定するのが相当とし、被害者の後遺症による自覚症状は腰痛であって可動域制限はなく、痛みは経年による軽減があることから、労働能力喪失率については、期間を分けて、45%、30%、14%と漸次逓減していくと認めました。

ページの先頭へ

Copyright (c) 宮﨑直己法律事務所.All Rights Reserved.