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交通事故の法律Q&A

交通事故の法律Q&A

Q35後遺障害等級第9級の判例(その1)

設問過去の交通事故で残った既存障害が、今回の交通事故による労働能力喪失に影響があるかどうか問題となった場合の判例があれば、解説してください。

Answer

大阪地方裁判所平成25年1月29日判決があります。 

解 説

1 被害者の概要
(1) 症状固定時36歳
(2) 男性・グラフィックデザイナー
(3) 基礎収入 355万1,358円
(4) 自賠責の認定 併合9級(労働能力喪失率35%)
2 判決(大阪地判平25・1・29)が認めた後遺障害の内容
(1)  併合9級
(2)  左手関節の機能障害、左尺骨遠位端骨折後の変形障害および左膝関節の可動域制限
(3) 労働能力喪失率 30%
コメント
 判決は、被害者の既存障害は症状固定時期から13年以上経過していること、負傷部位が別個のものもあること等を考慮して、労働能力喪失率の程度を低く解することは相当とせず、30%としました。

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