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交通事故の法律Q&A

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Q43後遺障害等級第10級の判例(その2)

設問後遺障害10級10号の等級認定を受けたけれども、減収が生じなかった場合の労働能力喪失率を認めた判例があれば、解説してください。

Answer

神戸地方裁判所平成26年6月18日判決があります。 

解 説

1 被害者の概要
(1) 症状固定時21歳
(2) 男性・事務作業と技術作業に従事する会社員
(3) 基礎収入 458万5,100円(賃金センサス男性全年齢高卒平均賃金)
(4) 自賠責の認定 10級10号(労働能力喪失率27%)
2 判決(神戸地判平26・6・18)が認めた後遺障害の内容
(1)  左手関節の可動域制限、左上腕部痛、左手関節部痛および左手部痛
(2)  労働能力喪失率  症状固定から20年間は25%
            その後26年間は15%
コメント
 判決は、被害者について具体的に減収は生じていないが、就労に種々の支障を生じていること、また、同人が若年であることから将来の昇任・昇給に影響を及ぼす可能性が否定できないなどの理由から、今後20年間は25%の、また、それ以降の26年間は15%の労働能力喪失率を認めました。

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