本日は、2025年7月16日(水)である。4日後の7月20日は、日本が、戦後長く継続してきた「左翼第一主義」と決別しようという動きが表面化する歴史的な日になると予想する。ただし、これまでの長い日本国の歴史を見れば分かるとおり、時代が変化しようとする時期は、半面、混乱が生じる時期でもある。外国勢力の国内世論への不当介入を防止しつつ、前進する覚悟を持つ必要がある。
民放のテレビ報道番組の内容を見れば分かるとおり、中には、報道の名に値しないような偏向した反日思想に基づく酷いものが存在することは、厳然たる事実として認めないわけにはいかない。
そのような、左翼勢力による国民に対する偏向思想を植え付けようとする長期間にわたる工作活動に対し、公然と異を唱える政党が今回の参議院議員選挙において登場したことは、注目に値する。
では、国内の左翼勢力による偏向思想の流布とは何を指すのか?例えば、韓国人が持ち出す慰安婦問題であるが、これは完全な虚偽であり、韓国人の目的は、日本に対する執拗な攻撃であり、日本の評価を低下させようとする悪意に満ちた犯罪的行為である。竹島の不法占拠も忘れてはならない。我が国が、悪質な嘘を拡散させようとする姿勢を崩さない韓国人と、友好関係を結ぶことは、ほとんど期待できない。
真実は、韓国人が考えるような物語は、歴史上は全く存在しなかったのである。ところが、国内の左翼勢力は、韓国人が空想している物語は、事実に反する悪質な政治的宣伝活動にほかならないということを、日本国民に確実に伝達することを完全に怠っている。これは、消極的に韓国政府の立場を擁護する結果となっている。これが、反日マスメディアの真の姿である。
これまでは、そのような反日マスメディアの工作活動に対し、公然と「おかしいではないか」と異議を唱える政党はなかった。自民党は、本当であれば、日本国の利益を積極的に主張するべきであった。
ところが、有能な大政治家であった安倍晋三氏が選挙応援演説中に、ある阿呆の放った弾丸が氏に命中し、この世を去ってしまった。これは日本国にとっては重大な損失であった。安倍氏が亡くなったことが大きく影響し、本来であれば、総裁選で勝つはずのない石破茂が、歴史のいたずらによって、自民党総裁に間違って選出されてしまった。
石破茂という不適格極まる人物が、間違って総理大臣のポストについてしまったことから、皮肉なことに、現状の政治に対する国民の不満が爆発することになった。また、折から、日本国に入国する外国人の数が年々増加していることから、外国人による迷惑行為や、日本の法制度の不備を利用した外国人による不当な金儲けが問題視されるに至った。
左翼政党は、「日本人と外国人の共生」という寝言に近い主張をしているが、これは悪質なプロパガンダである。第一、子供の頃から日本の学校で同じ教育を受けて大人となった日本人同士の間でも、意見が異なって双方が衝突することは日常茶飯事である。まして、宗教も文化も歴史も教育内容も異なる普通の外国人と、日本人が共生するというようなことは、至難のわざである。そもそもあり得ない空想である。
したがって、今、日本国政府ができることとは、対外国人の法政策を再構築し、日本人の利益が阻害されないよう綿密に手当てし、悪質外国人を取り締まるということである。しかし、石破茂が総裁となった自民党は、そのような政策を全く考えようともしなかった。それどころか、親中派の岩屋という人間を外務大臣に任命し、共産主義を信奉する中国人の便宜を図ろうとした。実にとんでもないことをした。
生来、善良な日本人も、余りの外国人優遇策に対し、「おかしいではないか、石破茂」という声をあげようとしているのが、最近の国内状況なのである。
これに対し、反日左翼思想に染まったマスメディア(または新聞社)は、「排外主義だ」などと的外れな非難を加え、ようやく覚醒した日本人を「言論」の力を悪用して押さえつけようとしている。しかし、これまでのように筋書どおりに行くとは考え難い。これが、私の現状分析である。
日本は、今後は、「日本第一主義」という当たり前の主張を貫徹し、中国、ロシア、北朝鮮という「悪い国」の影響を完全に排除し、真の独立を獲得するよう前進しなければならない。一番重要なのは、堅実な保守思想を基盤とする日本政治の立て直しである。
(追記)
本日は、参議院議員選挙の結果が出た7月21日(月)である。事前の予測どおり自民党・公明党が大きく議席を減らし、参議院でも過半数を割った。石破首相は、事前に自ら設定した勝敗ライン、自民党・公明党合わせて最低でも50議席という目標を下回ったのであるから、責任をとって総裁を辞任すべきである。ところが、石破茂は図々しくも続投を表明した。昔からの特徴である「慇懃無礼な回りくどい話し方」と相まって、責任感の完全欠如、実行力のなさ、死んだ目のような目付き、常に暗い顔付きなど、どう考えてみても戦後最低の総理大臣である。ここ数年の間に急激に左傾化した自民党は、ここで頭を冷やして、この愚物を即時総裁のポストから降ろす必要がある。仮に石破茂がこのまま首相の座から降りようとしなかった場合、自民党は、今後の国政選挙においてさらに議席を激減させ、数年以内に野党に転落することはほぼ確実と予測する。
かたや左翼政党も、議席が増えなかったどころか、むしろ議席を減らした。当然の結果である。日本を衰退させようと目論む政治勢力が国民の支持を受けることはないのである。なお、久しぶりに朝8時から、テレビ朝日の番組を見た。常連である玉川氏は、例によって、頓珍漢な自説を大まじめに展開していた。この点は何も変わっていないようである。
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