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弁護士日記

弁護士日記

内田茂氏の政治資金パーティが開催された

2016年08月25日

 現在、東京都で最も注目を集める政治的話題といえば、東京都議会のドンといわれる内田茂氏と小池東京都知事の闘いである。この闘いの行方を正確に予測することは容易ではない。しかし、私の見立てによれば、そう遅くない日に、内田茂氏は失脚し、つまり権力を失い、小池都知事が内田茂氏に勝つのではないかと分析する。以下、理由をかかげる。
 報道によれば、内田茂氏は、8月24日夜、都内のホテルで、「政治活動40年を祝い励ます会」を開催したとのことである。そのパーティには、政府から菅義偉官房長官、自民党本部から二階俊博幹事長、細田博之総務会長などの面々ら国会議員15人余りが出席したという。
 その場で、来賓として駆けつけた菅義偉官房長官や二階俊博幹事長は、内田茂氏を持ち上げて礼賛したという。また、前の都連会長である石原伸晃経済再生大臣も、内田茂氏に対し今後も大きな期待を持っているという趣旨の発言をしたという。
 私は、この報道に接し、自民党が政権から滑り落ちる日は、案外早く来るかもしれないと感じた。自民党に、いわゆる「驕り」が感じられるからである。普通の人間であれ会社の社長又は法人の理事長であれ、絶好調のときは、ともすれば自信過剰となるため、周囲の人間の忠告を聞かなくなる。独善的な考え方に陥り、その結果、昔からいう「奢る平氏は何とやら・・・・」という状態となる。
 まさに、今の自民党は、崩壊の足音が忍び寄る平氏に当たる。直近に行われた参議院選挙でも、自民党は勝利を収め、自公政権が継続することが決まった。また、安倍首相も総理大臣を引き続き務めることに意欲を示している。自分たちの政権が今後も10年~20年と継続することは間違いないと勝手に思い込み、過信状況に陥っている。
 しかし、都知事選挙で、自民党(及び公明党)は敗北したのである。内田茂氏のような人間が都民の知らない裏側で、好き勝手をやっている状況は許さないとの審判を下したのである。これは意見ではなく、厳然たる事実である。
 都知事選で敗北した意味を本当に学習しているのであれば、今回の内田茂氏のパーティに、政府を代表して菅義偉官房長官が、来賓挨拶を行うというようなことは、絶対にあり得なかった。しかし、現実には、世論を舐めるような馬鹿な行動をとった。
 このように、自民党は、都民が下した審判結果を完全に無視し、パーティの場で内田茂という人物を全員で持ち上げた。つまり、支持した。このどうしようもない自民党の古い体質は、普通の手段では矯正不可能であると考えざるを得ない。唯一の手段は、自民党を政権から引きずり下ろすことである。政権から陥落して、つまり、野党の悲哀を味わうことでのみ、心から自分の行動を反省することができるのである。
 ただし、問題は、我が国には、自民党に代わる受け皿(まともな政党)がないということである。先日の民進党のように、選挙において共産党と共闘するという方針をとっているようでは、民進党に安心して政権を任すことは絶対にできない。
 共産党は、その名が示すとおり、共産主義を実現することを究極の理想とする政党であるから、そのような政党は、100%問題外といわざるを得ない。共産主義の下では、天皇制(天皇陛下)も不要ということにならざるを得ないのではないのか?
 したがって、私としては、我が国の安全保障体制と国土防衛を重視する非共産党系の健全な政治勢力が結集し、一大野党として出現することを期待するほかない。
 やや話が逸れたが、私が考える内田茂氏が失脚するシナリオとは次のようなものである。今年、小池都知事と内田茂氏の率いる旧勢力とは、ますます対立を深めてゆく。来年夏に行われる東京都議会選挙では、小池都知事に与する保守系議員と、旧勢力に属する自民党の議員が選挙区で激突する。
 その結果、旧勢力に属する自民党の議員の議席は、現在の半分近くにまで激減する。もちろん内田茂氏も落選する。ここに至って、ようやく政府や自民党本部も、「勝馬に乗れ」と考え直し、旧勢力の議員とは距離を大きくとり始める(無視するようになる)。その結果、内田茂氏は政治の表舞台から退場させられ、過去の人となる。
 これが、現時点での私の未来予想である。予想が的中したか否かは、来年の今頃には分かるはずである。

日時:14:50|この記事のページ

準備書面の提出時期について

2016年08月10日

 本年3月22日付けの弁護士日記でも触れたことであるが、準備書面の早期提出を怠る弁護士が依然として存在することは、誠に遺憾である。
 A弁護士が代理人となって名古屋地裁で進行中の訴訟が本日8月10日にあった。相手方である被告の準備書面の提出時期は、担当裁判官の指示によって、今月5日(金)までと指定された。
 ところが、A弁護士からは、期限である8月5日になっても一向に準備書面が送られてこない。そのため、私は、「A弁護士は約束を忘れたな。仕方がない御仁だ」と思い、翌週である8月8日(月)に事務所に出た。すると、A弁護士からのFAXが届いていた。
 FAXの送信時刻を確認すると、8月5日(金)の夜10時を過ぎていることが分かった。そこで、私は、本日、裁判所の法廷で、準備書面の提出遅れについてA弁護士に問いただすと、A弁護士の口から、信じ難い言葉が出た。
 その言葉とは、「期限は8月5日であり、夜10時過ぎにFAXで送信したことも間違いない。夜10時過ぎは、8月5日に含まれるから、8月5日までに準備書面を提出するという約束にはいささかも反していない」というものであった。
 確かに、民法に従って考えれば、8月5日の夜12時00分までは、8月5日に含まれる。したがって、A弁護士の行動は、8月5日までに準備書面を提出するという約定には形式的には反していないということになる。
 しかし、このような理屈は、いわゆる形式論ないし屁理屈に属する。そう断定できる理由は、大きく2点ある。
 第1に、準備書面を裁判期日よりも前に提出する目的は、準備書面の内容を裁判所及び相手方の代理人に理解してもらうためである。理解してもらうという目的を達するためには、相手方の代理人が読める時間帯に送信する必要がある。しかし、夜の10時過ぎには、大方の常識に照らせば、ほとんどの弁護士は事務所を出て帰宅してしまっている蓋然性が極めて高い。そうすると、結果として、相手方の弁護士は、翌週の月曜日に事務所に来て初めて準備書面の内容を見ることになる。これは、実質的に、期限を経過した日に準備書面が出たと評価せざるを得ないのである。
 第2に、A弁護士を除く大半の弁護士は、期限とされた日の午後の内には、準備書面を、私を含む相手方に送信している。これが普通の姿なのである。遅くとも、執務時間内に属すると考えられる午後6時頃までには送信されている。したがって、その場合は、準備書面を送られた弁護士としても、相手方が送ってきた準備書面の内容を、期限とされた日のうちに確認し、場合によっては、その日のうちに、自分の依頼者に対し先方が送信してきた準備書面をコピーして郵送しておくこともできるのである。
 この問題は、要するに、「準備書面を8月5日までに提出する」という約束の合理的解釈に関わる問題である。
 弁護士業務に関する規制は、日弁連が定めた「職務基本規程」によって細かく決められており、第5条では、「弁護士は、真実を尊重し、信義に従い、誠実かつ公正に職務を行うものとする」とされている。果たして、A弁護士の言動は、これにいささかも抵触しないのであろうか?私としては、疑問が残るところである。

日時:16:06|この記事のページ

農地法セミナーin名古屋を終えて

2016年08月04日

 本年8月2日・3日と、恒例となっている日本経営協会中部本部主催の農地法セミナーが名古屋市内で開催され、私は、例年どおり、講師として講義を担当した。受講生の方々の人数は、全部で29名であった。参加者の多くは、中部地方の自治体(県、市町村)の農業委員会の職員の方々であった。
 講義で使用したテキストは、農地法の実務を行う際には必携と言っても過言ではない「農地法読本[三訂版]」である。いわば、定番となっている実務書である。この本は、私が、2011年の11月に最初に出した本であるが、幸いにも多くの読者の好評を得て、今年の6月に三訂版が出た。
 さて、講義は、8月2日が、午後1時から午後5時までの4時間であり、翌3日が、午前10時から午後4時までの5時間であった。全9時間に及ぶ講義を、私一人で行うのであるから、日頃からの健康維持が非常に重要となる。健康維持に最重要なものは、夜間における睡眠(安眠)であることは、誰でもが知っている常識であろう。
 私は、全9時間にわたって、休憩時間を挟みながら、丁寧に講義を行った。講義は、例えば、大学教授が学内で行う授業のように、好き勝手に自由に行い得るものではなく、あくまで受講者に対し、よく理解していただくことが最優先となる。受講生ファーストということである。
 今回参加されていた29名の方々は、皆さん全員が、真剣に講義に向き合っておられたとお見受けした。昔と比較すると、受講される態度が、かなり進歩しているように感じる。昔は、税金を使って自治体からセミナーに派遣されているということを忘れ、授業中に居眠りをしていた人もいたように記憶する。しかし、最近では、そのような公僕意識の低い職員はほとんどいない。
 私は、日本経営協会のセミナーの他に、個別の自治体からのリクエストに応じて、出張講演も行っている。講演のテーマは、各自治体のご要望に従って設定している。なお、講演で使用するオリジナルのレジュメの作成料も、もちろん講演料金に含まれている。
 講演料金は、一般の講演料金に比較すると、格安の金額を設定しているので、興味のある方は、是非当ホームページの研修会料金表をご覧になっていただきたい。

日時:15:04|この記事のページ

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