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弁護士日記

弁護士日記

「農地法の設例解説」の刊行準備について

2015年08月26日

 前回の弁護士日記にも書いたことであるが、今年の12月を目途に、大成出版社から「農地法の設例解説」を刊行するための準備をしている。この本は、農地法に関する基本問題について、やや詳しく解説を行うものである。私は、過去に農地法に関する解説書を何冊も出しているが、今回は、その集大成ともいうべきものである。
 農地法は、基本的に行政法の範疇に属する法律である。戦後にできた法律であるが、法律の下には、関係する政令があり、さらにその下には関係する省令がある。しかし、農地法を理解するには、これだけでは足らず、国(農水省)が出している通知・通達・ガイドラインなどをよく調べる必要がある。
 もちろん、そのような法令又は通知などの法体系を、全部、1冊の本でまとめることは不可能に近い(仮に1冊の本でまとめるとすれば、要領よくまとめても、1000頁を超える本となってしまうであろう。)。
 今回の本は、そのような網羅的な本ではなく、農地法の基本問題を取り上げて、解説を行うものである。解説した問題は、全14題である。農地法、民法、行政法などが複雑に絡み合った難しい問題を、分かりやすく、かつ正確に解説しようとすると、かなりの工夫が必要となる。この点は、私が過去に何冊も農地法の解説書を書いてきた経験と蓄積が相当に役立っていると思う。
 まだ、現時点では、初校が終わっただけの段階であるから、確定的なことはいえないが、おそらく、本年12月の下旬には、街の本屋の法律専門書コーナーに、この本が並ぶのではないかと予想する。本の頁数は、解説部分に、判例索引、事項索引及び参考条文(農地法の全条文)を加えて、おそらく230頁程度になるのではないだろうか。乞うご期待である。

日時:12:06|この記事のページ

農地法セミナーin名古屋を終えて

2015年08月07日

 今週は、4日・5日と地元の名古屋で、農地法セミナーがあり、その講師を務めた。日本経営協会中部本部には、何年も前から講師として呼んでいただいている。
 今年の参加者は、全部で29名であった。北は北海道から南は九州まで各地の自治体から参加された。特に多かったのは、東海地方であるが、例年であれば参加者が少ない長野県内の自治体からの参加者が目立った。
 今年のテキストは、「農地法読本(改訂版)」である。この本は、農地法に関する問題点が網羅してある。単に表面的な解説にとどまらず、民法および行政法の視点から見た問題点が分かりやすく解説してある。
 講義の時間は、例年どおり初日が4時間であり、二日目が5時間である。合計すると9時間であり、もちろん休憩時間もとってあるが、9時間にわたって話を続けるのは、かなりの体力を消費する。
 しかし、昨年の夏の場合と異なり、喉が余り痛くなく済んだ(昨年は、お盆の期間に体調を崩してしまった。)。人間、最後に頼りになるのは、健康である。したがって、健康を害するような要素ないし環境は、徹底的に排除する必要がある。逆に言えば、他人の健康に対し、害を及ぼすような振る舞いをする輩は、許し難いということである。
 やや話が逸れたが、今年は、年末に向けて大成出版社から、「農地法の設例解説」という本を出すことになっている。仕事の合間を見て、200頁ほど原稿を新たに書きおろし、既にゲラも出来上がった。今年の夏から秋にかけて、骨の折れる校正作業を行う必要がある。今はそれに備え、体力を整えるべき時期と考えている。

日時:15:48|この記事のページ

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