今年の8月は、地元の名古屋で、日本経営協会中部本部主催の農地法セミナーがあった。担当者は、例年どおりH氏である。
セミナーは、8月4日・5日の二日間に行われた。今回の研修に参加されたのは、地元の中部地方を中心とする市町村の職員の方々であった。全部で26名であった。
例によって、私は、農地法を理解するために必要な民法及び行政法の基礎知識を解説した。使用したテキストは、拙著「農地法講義」である。大成出版の担当者の話では、在庫がほぼなくなっているとのことである。この本は、昨年の10月に発売したのであるが、発売から1年もしないうちに、初版がほぼ売切れ状態にあるということであり、著者としては、大変に嬉しいことである。
なお、「農地法講義」の方は、既に増刷に向けて動き始めている。農地法は、最近は毎年のように改正があるため、一度に大量の部数を出すことができない。売れ残りを防ぐため、必要最小限の発行部数となるわけである。いずれにせよ、「農地法講義[補訂版]」は、今年の11月頃には発売に漕ぎ付けるのではないかと予想している。
さて、農地法セミナーの方に話を戻す。今回は、初日を終えた段階で、私は喉に疲労感を覚えた。そのため、二日目は、喉が痛くて困った。このような経験は過去には余りない。眼に見えぬ疲労がたまったせいであろうか?疲労を回復する特効薬は、睡眠である。今年は、例年と比べ睡眠が十分にとれていないということだろうか?その点については、実は一つ原因として思い当たることがある。この話については、後日、仮にお話する機会があれば、詳しく述べたいと思う。
このように喉が痛い状態で、何とか二日目を終えることができた。やはり、計9時間の講義を二日連続で行うということは、かなり大変なことであると改めて実感した。
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