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弁護士日記

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勝つ気がうかがえない中日ドラゴンズ

2019年09月02日

 本日の新聞のスポーツ欄を読んでいたら、中日ドラゴンズの球団代表の加藤氏と松坂投手が9月1日に会って、来季の話をしたところ、松坂投手は現役続行を希望したという。それに対し、加藤球団代表は、新聞報道によれば、「特別扱いになるが、それくらいの選手かなと思う」と語ったという。
 この記事を見て、中日ドラゴンズという球団は、果たして真剣に試合に勝つことを求めているのか、大いに疑問を覚えた。来季もBクラスを覚悟しているのかとも思った。
 プロ野球であるから、「本日の試合は、結果は別として、試合自体は面白かった」では済まない。プロの野球チームなのであるから、試合に勝ってペナントレースで優勝することが求められているのである。優勝するためには、戦力を整えておく必要がある。なるべく勝てそうな選手を多くそろえ、また、データを分析して、勝てそうな試合運びをする必要もある。
 松坂投手と言えば、最近では全く良いところがなく、実力はノンプロ程度にすぎない。したがって、このような選手は、今季で切る必要がある。枠が空いた分だけ、将来性のある若手をどんどん使う必要がある。
 ところが、加藤球団代表は、上記のような実にボケたことを発言している。ファンをバカにしているとも言い得る。真面目に考えれば、松坂投手のような、とうの昔にピークアウトした選手を来季も現役で用いるなどという構想は出てくるはずがないのである。
 逆に言えば、このような不見識な球団代表の下にあるから、中日は、当然のことながら、毎年のようにBクラスに低迷しているということも言える。
 私は、勝利至上主義であるから、少しでも勝率の高い方に流れをもってゆくことを考える。中日ドラゴンズで言えば、山井、吉見、松坂、藤井のような「高齢者」は、今季限りで、さっさと現役から引退してもらう。
 中日低迷のもう一つの原因は、日本人野手で、4番でチームをけん引できるような人間が一人も見当たらないことである。上位のチームは、どこの球団も日本人野手がチームを引っ張っていく体制ができている。中日はこの点が全く欠けている。これではダメである。
 とにかく今後2~3年かかってもいいから、多くの若手の力をつけることが一番重要であると考える。

 

日時:20:58|この記事のページ

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