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弁護士日記

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将来予測能力を磨くことが重要だ

2020年02月19日

 現在、わが国のみならず全世界的に一番の話題となっているのは、新型コロナウイルスの感染拡大の様子である。
 一体、1か月前に、今日の状況を的確に予測した人物がどれほどいたであろうか?もちろん、一部の感染症対策の専門家の中には、1か月も前の時点で、「今後、感染が想定外に拡大する危険が大きい。決して油断しないことが大切だ」と警鐘を鳴らしていた人物もいる。半面、「正しく恐れる必要がある」などというキャッチフレーズの下、「死亡率は比較的低いので、むやみに恐れる必要はない」と述べていた専門家も多くいたように記憶する。このように一般に将来予測は難しい。反面、後になってから「こうすべきであった。政府の対応は適切でなかった」と批判することは簡単である。誰にでも出来る。
 今回の新型コロナウイルスの発生源は、現時点では、中国の武漢にある市場であるといわれているが、真偽のほどは不明である。ともかく、秘密主義、共産党独裁の中国のことであるから、中国共産党の利益を守るためには、つまり共産党の独裁政治を今後も末永く継続するためには、嘘、間違った偽情報、騙しなどのあらゆる手段を講ずることに、何らの疑問を持たないはずである。
 つまり、中国の主張・公表することは、歴史的事実、経済状況、産業水準などを含め、全く信用できないということである。全てが嘘で固められた「虚像」のような国である。
 これに対し、日本人という人種は、基本的な考え方は、性善説で成り立っているように思える。具体的に言えば、「約束は守らなければいけない」「嘘は泥棒の始まりである」、「他人に迷惑をかけないような人間に育って欲しい」などという考え方である。
 このような精神は、それ自体は称賛されるべき、つまり尊重されるべきものである。しかし、世界は日々変化している。したがって、その変化を敏感にさとって、最善の手を打つべく思考する必要がある。
 例えば、現在の世界情勢は、1945年当時と同じであろうか?「全く異なる」と答える日本人が、おそらく95パーセント以上はいるはずである。ところが、当時、GHQが原案を作成した日本国憲法9条について、未だに「一行も変えてはならない」と主張する勢力がある。「桜を見る会」の問題を取り上げて、あたかも酔いしれているように見える連中である。小事にかまって大事を見過ごしている輩である。
 彼らに対し、憲法に一切触れてはいけない理由を聞くと、「今のままで不都合はないのであるから、自衛隊を9条に明記する必要はない」という答えが返ってくる。その勢力は「仮に自衛隊を明記すれば、戦前のように、戦争ができる国になってしまう」という理由を掲げる。何という時代錯誤であろうか?思考停止の最たるものといってよい。
 冷静になって考えれば分かることであるが、戦争には、必ず戦争をする目的があるはずだからである。現時点で、日本他国に対し戦争を仕掛ける必要など全くない。第一そんな余裕はない。仮に将来戦争が起こるとすれば、他国つまり中国による日本(尖閣諸島)侵略に対し、防衛目的でわが国が自衛戦争を始めるくらいである。
 今般の新型コロナウイルスによる国内の医療体制・国民の健康に対する不安ないし懸念は、その大半が、たかが1隻の豪華クルーズ船から生じている。たった1隻の客船で、これほどの騒ぎになっているのである。
 もし、中国以上の異常な独裁国家である北朝鮮の若造キム・ジョンウンが、細菌を搭載したミサイルつまり生物兵器を発射し、それが東京の上空で爆発し、致死率90パーセント以上の凶悪な細菌が関東地方一円に拡散した場合、一体、日本政府はどのような対策をとって、事態を終息させることができるのであろうか。豪華クルーズ船1隻でも、今回のような状況であることから推測すると、日本国の政治・経済・社会・司法は致命的な混乱に陥る危険がある。
 そのような事態を招かないためには、冒頭に掲げた「将来予測能力を磨くことが重要だ」という提言に至る。対北朝鮮の問題に関連して言えば、北朝鮮がわが国に対し戦争を仕掛けてくるタイミングは、戦争をしても必ず勝てると確信した場合である。
 反対に言えば、北朝鮮が戦争を仕掛けても、わが国に勝てるどころか、逆に、北朝鮮が滅亡してしまう、とりわけキム・ジョンウンにとっては自分や一族全員が殺されてしまうという危惧を持っている限り、北朝鮮が、生物兵器を使用することはないという結論に落ち着く。
 つまり、北朝鮮がわが国に対し戦争を仕掛ける気をなくする手段をわが国が整備することこそ上策であるということである。「戦わずして勝つ」という戦略が一番優れているのである。
 そこで、わが国としては、国土・国民防衛のかなめとなっている自衛隊を憲法9条に明記し、緊急事態に備えた関連法を整備し、あわせて、自国(日本)が主体となって、防衛戦争を最後まで遂行できるだけの十分な軍事力を整備することが肝要である。同盟国アメリカの軍事力に対し過度の期待を持つことは危険である。
 仮に北朝鮮が、凶悪な細菌をミサイルに搭載してわが国に対し落下させ、事実上の戦争を仕掛けてきた場合、果たして、立憲民主党の連中はどのように発言するであろうか。
 「こんなことになる前に十分話し合いをすることが重要だった」などと言うのであろうか。無責任すぎるの一言に尽きる。

 

日時:14:54|この記事のページ

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