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弁護士日記

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緊急時に露呈するリーダーの資質の有無

2020年04月15日

 毎日のように新聞、テレビ、ラジオ等で、武漢ウイルス(世間では新型コロナウイルスと呼ぶ。)との闘いのニュースが流される。テレビをつければ、各局で、いろいろなコメンテーターが専門家の意見を聞きながら、自由にものを言っている。コメンテーターのレベルは、一部の例外的な識者を除けば、一様に低い。他人の顔色をうかがった不和雷同的な意見が多く、余り参考にはならない。しかし、本職はタレントであるから致し方ないと言える。
 今回のような新型ウイルスが招く危機は、平時とは異なる危機であり、このような危機的状況下において、リーダーとしての資質のレベルが如実に表れる。
 私の目から見る限り、東京都の小池知事や大阪府の吉村知事は、真剣に自分が首長を務める都民又は府民のことを考えて頑張っているように思える。今回、リーダーとしての資質があるということが分かった。
 他方、東海3県の知事はどうか?私なりに評価してみる。
 東海3県のうち、まず、大都会の名古屋市を抱える愛知県の大村知事であるが、一級のリーダーの資質を備えているとはとうてい思えない。
 少し前に、大村知事は、国が、医療崩壊の危険がある地域に愛知県も含まれているという見解を出した際に、これに猛反発した事実がある。なぜ、大村知事は猛反発したのか?
 真意は分からないが、おそらく、「愛知県は大丈夫だ」という意識があったが故の発言ではなかったのかと推測される。これを裏から言えば、新型コロナウイルスの脅威を不当に低く評価していたためではなかったのか。つまり、見くびっていたということである。これで、見識の低さが露呈した。
 しかし、大村知事は、最近になって、急に態度を変え、「愛知県も他の7都府県と同じく、国の方で緊急事態宣言の対象地域にして欲しい」と言うようになった。この期に及んでそのようなことを言うくらいであれば、最初から、国に対し、そのような希望を出していればよかったということになる。
 大村知事と言えば、誰でも、2019年に勃発した、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」の騒動を連想する。当時、大村知事は、表現の自由は守る必要があるとの立場に立って、わが国を侮辱する醜悪な少女像の展示に一定の理解を示していた。
 私は、これにはびっくりした。左翼政党の構成員でない大村知事が、このようなデタラメな思想に毒されていたと分かったからである。醜悪な少女像がまき散らす害毒は、新型コロナウイルスのように人から人に感染するものではない。
 しかし、この醜悪な少女像は、わが国を侮辱し、韓国が唱える真っ赤な嘘を、日本中、いや世界中に発信するという意味では、新型コロナウイルスと同等の悪質性を持つ。換言すれば、日本の評価を不当に貶め、日本の地位を不当に低下させる効果を持つということである。より分かりやすく言えば、醜悪な少女像の本質とは、日本国及び日本国民を不当に攻撃する装置ということである。健康被害を及ぼす放射能と同じということである。
 見識あるリーダーであれば、この醜悪な少女像の持つ危険性を察知し、このような危険物を県の公共施設に展示するという天下の愚行を事前にストップさせる行動をとる。このことにいち早く気が付いたのは、名古屋市の河村市長であった。河村市長は、話し方は、名古屋地方の方言丸出しであり、お世辞にも上品な話し方をする人物だということは言えない。しかし、日本国及び日本国民の正当な利益を守ろうとする意志だけは確実にあった。その意味で、評価に値するのである。
 私の考え方とは、しょせん、反日新聞記者が「人権」、「人権」と声高に叫んでも、その人権を保障してくれるのは、母国(祖国)であって、外国ではないということである。緊急時においては、国家は、自国ないし自国民の利益を第1に考える。それは普遍的なものである。
 例えば、ユダヤ人は、長い間、祖国がなかったため、外国(主に欧州)で不当に扱われ、迫害を受けてきた。しかし、第二次大戦後、中東にイスラエルという国家を新たに建設して、現在では、その地で、ユダヤ人は繁栄を謳歌している。国家あっての繁栄なのである。
 日本人も同様であり、日本人が人権を保障されるのは、日本国という国家があっての話である。日本国は、日本人が乗っている大きな箱舟のようなものである。したがって、大切な箱舟を壊そうとする敵対外国勢力の宣伝工作、陰謀、攻撃などに対しては、徹底して反撃する必要があるのである。
 韓国人が作成した醜悪な少女像は、日本国を不当に攻撃する意図を持つ以上、そのようなものを公共施設に公金を使って展示することなど絶対にあってはならない。この場面においては表現の自由を根拠として展示を正当化することは許されない。国家ないし地方公共団体は、自国又は地方の正当な利益を守る義務があるからである。
 大村知事は、後日、文化庁が補助金を支給しないという姿勢を見せた際に、国に対し、行政不服申立てを行い、さらに行政訴訟も辞さないとの強気の姿勢を見せた。この姿勢も、大村知事の資質のなさを示した。私は、「何を考えているのか、いい加減にしろ」と思った。
 その後、補助金が一部削減されて支給されるという線で話がまとまったと聞いているが、仮に、行政訴訟など提起していたら、恥の上塗りどころのことでは済まなかったであろう。錦の御旗もないまま、訴訟に備えて愛知県職員を無駄に働かせ、多額の公金を訴訟のために無駄使いしていたことであろう。
 大村知事の経歴をあらためて見たが、深い教養又は国家観が貧弱なためか、言動にしばしば大きなブレが見られる傾向にある。大村知事は現在3期目であるが、3期で潔く知事を辞められてはどうかと思う。後は、一私人として過ごされてはどうか。
 話が逸れた。新型コロナウイルスに対する東海3県の知事の動きであるが、聞く話によれば、三重県知事は、早い時期から、新型コロナウイルスに対する警戒を強めていたと聞く。その効果があってか、三重県内の感染者数は、比較的少ない。
 我が郷土の岐阜県知事であるが、全くの無為無策であると言っては言い過ぎであろうか。とにかく動きが遅い。古田知事の動向を見ていると、全くヤル気が感じられない。強いリーダーシップというものが感じられない。
 新聞記事で古田知事の写真を見ることがあるが、岐阜県を訪問した要人や関係者と並んで、カメラを意識して顔を少し傾けるポーズには飽き飽きした。古田知事には今期限りで辞めて欲しいと願うだけである。

日時:13:02|この記事のページ

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