本日、アメリカ大統領選挙の開票速報があり、午後7時の時点で、極めて優勢の結果を得たトランプ氏の大統領への復帰がほぼ決まった。
時期大統領がアメリカ共和党のトランプ氏に決まったことから、日本の石破首相としては、当然のことであるが、次期アメリカ大統領(現時点では、より正確には大統領になるはずの人物)との首脳会談を行う必要がある。首脳会談を行うのは、何のためかと言えば、日本の安全保障の要と言い得る日米同盟の維持と今後の継続・発展を確認するためである。
しかし、ここで重大な問題がある。果たして次期アメリカ大統領となるトランプ氏は、石破茂という人物を信用するか、大いに疑問だからである。当たり前のことであるが、トランプ氏は、かつて日本の有能な首相であった安倍晋三氏と良好な関係を構築していた。ところが、トランプ氏の友人であった安倍晋三元首相は、奈良県内で一人の阿呆が実行したテロに遭い、惜しくも命を失った(国家的損失)。
その後、岸田首相を経て、今回の自民党総裁選で、間違って総裁に選ばれてしまった石破氏が首相となったのである。当然のことであるが、東京にあるアメリカ大使館は、石破という人物について細かい情報を集め、それをアメリカ本国に送っているはずである。その情報とは次のようなものとなるのではないだろうか。第1に、石破茂という人物は、これまで反安倍(反アベノミクス)の立場をとってきたこと、第2に、かつて安倍首相に対し、「国賊」という悪質な暴言を吐き、自民党内で処分を受けた事実がある村上誠一郎(以下「メタボ村上」と呼ぶ)と仲がよく、組閣に当たっては、わざわざ総務大臣のポストを用意し、さらに閣議前の写真撮影においても自分の席のすぐ隣に座らせるほどの好待遇を行っていることが報告されることは間違いない。
この報告を聴くことになる次期トランプ大統領は、石破茂という人間に対し、果たして良い印象を受けるであろうか?答は否である。私見によれば、大統領になったトランプ氏は、「故安倍晋三氏に対し国賊という暴言を吐いたメタボ村上」を決して快く思わないであろうし、そのような常識外れの人間と通じる石破茂という個人に対しても好感を持たないであろうと断言できる。まして、石破首相の回りくどい話し方をベースとする変人パーソナリティーには、心底、嫌悪感さえ覚えるのではなかろうか。要するに、馬が合わない結果となることは、今から目に見えている。
このように考えてくると、石破茂という人物をこのまま日本国の首相に据え置くのは、日本の国益を害することは明らかである。石破茂首相は、即時、退陣すべきである。退陣以降は、一評論家議員として気ままに過ごすのが一番であろう。
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