今年の公式戦が始まって、既に3か月になろうとしている。2018年7月17日の時点で、中日ドラゴンズは最下位に低迷している。
そのような不本意な結果になるのではないかという予想を、私は、今年の1月24日に行っている。そのときの見出しは「中日は今年もBクラス間違いなし」というものであった。
不振の原因は、これまでに何回も指摘しているとおり、若手選手が全く育っていないということに尽きる。中日は、現在でも、岩瀬、荒木、藤井などの「お年寄り」を現役で使っている。一体、どういうつもりで、一軍選手として使っているのであろうか?中日ドラゴンズには、昔から、お年寄り選手を必要以上に重用するという悪しき伝統があるように見える。
一軍登録選手には数の制限があるのであるから、岩瀬のような、これ以上伸びる余地のない「お年寄り」の選手が一軍で自分の居場所を確保していれば、割りを食った若手選手が活躍できないということになる。
セパのオールスターの試合を最近もやっていたが、他のチームには、日本人であって実力のある選手を多く有する球団が多いような印象を受けた。
しかし、中日ドラゴンズには、20歳代で、野手であれば打率3割を常に残すような日本人の若手選手は一人もいない。また、投手についても、大黒柱になるような実力派の若手投手は誰もいない。これでは、最下位に低迷するのも当然なのである。
ここで、「外国人選手が活躍しているではないか」という声が聞こえる。確かに外国人選手は活躍している。しかし、外国人選手は、所詮、助っ人であり、契約条件に不満があれば、来年は他の球団のユニフォームを着ていることも当然あり得る。したがって、中核的な人材ではあり得ない。計算してはいけない。
改善策として、第1に、来年は、これ以上森監督に監督を任せない。仮に継続するとなった場合は、来年もBクラス(5位か6位)に低迷する可能性が高いと予想する。
第2に、思い切った若手登用を図る。目先の勝利ではなく、来期を見込んだ若手育成を図るのである。
第3に、「お年寄り」には、今シーズン限りで全員引退してもらう。
第4に、ドラフト会議で、本当に活躍できる選手を指名できるよう、改善策を講ずる。
以上である。
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