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弁護士日記

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半島情勢を読む

2019年01月25日

 前回の弁護士日記の中で、今後の世界情勢を予測するというコラムを書いた。
 今回は、その続きである。
 年が明けても、依然として「嘘つき国家」韓国による悪質な反日行動が継続している。
 韓国は、前大統領の朴槿恵の時代はもちろんのこと歴代政権の基本姿勢は、反日であった。ところが、文(ムン)が大統領になってから、その質が変化してきたようである。
 いままでは、主たる敵は、いうまでもなく北朝鮮であった。ところが、文(ムン)が大統領になってから、左傾化がひどくなっている。どういうことかといえば、文(ムン)は、北朝鮮と和解し、朝鮮半島が一丸となって、我が国に対する攻撃を仕掛けようとしているのではないか、という懸念である。
 ここで、韓国とアメリカとの関係はどうなるのか?という疑問が湧く。韓国には、北朝鮮と対峙する形でアメリカ軍が駐留している。つまり、韓国が、体制の異なる独裁国家である北朝鮮から攻撃を受けた際に、韓国を防衛するために米軍が駐留しているというのが、これまでの大方の理解であった。
 しかし、文(ムン)は、腹の底では、米軍には韓国から出ていってもらい、ひそかに北朝鮮と統一国家(又は連邦国家)を作ろうとしているのではないか。近い将来、米軍は韓国を見限って、グアム島などに完全移転することになる。米軍が半島から出ていけば、喜ぶのは北朝鮮と中国である。
 その結果、北朝鮮は、核兵器を保持していることを背景に、力によって朝鮮半島を統一する暴挙に出てくるであろう。その場合、既に米軍のいない韓国は、北朝鮮の武力に圧倒されて、短期間のうちに降伏することになる。
 文(ムン)は、もともと北朝鮮と戦争する意思がないのであるから、すぐに講和条約を結ぶことになるということである。最高司令官である文(ムン)が、国防軍に対し、「北朝鮮軍と交戦するな」と命令すれば、国防軍はその命令に従わざるを得ない。
 このような文(ムン)の姿は、北朝鮮という外国勢力の協力を得て、韓国に革命を起こした人物という歴史的評価になろう。つまり、文(ムン)は、左翼革命家として歴史に名を残すことを狙っているのではないかという分析である。
 しかし、その場合、韓国国内にいる保守派が、黙っているはずがない。既に現時点においても、余りにも酷い自国大統領の姿を苦々しく思っている勢力があるはずである。
日本との関係を、あえて敵対関係にまで悪化させようと計画して、いろいろな捏造工作、敵対工作を矢継ぎ早に行っている文(ムン)を打倒しようと考えている勢力がいるはずである。
 そこで、「このまま文(ムン)のやりたい放題に任せておいたら、やがてキム・ジョンウンによる統一国家ができてしまい、我々保守派の人間は、全員処刑されてしまう。」と危機感をいだいた韓国の軍部がクーデターを起こす可能性がある。そして、クーデターを起こした軍部保守派としては、文(ムン)を国家反逆罪で逮捕し、処刑しようとするであろう。
 その場合、文(ムン)から救助要請を受けた北朝鮮は、同志である文(ムン)を助けるため、軍事境界線を超えて、必要とあらば中国軍と一緒になって、朝鮮半島の南半分に侵攻を開始する。
 ただ、アメリカも黙っていないと予想され、朝鮮半島において、中国軍・北朝鮮軍・文(ムン)政権軍からなる左翼全体主義国家対韓国保守派を主体とする軍・アメリカ軍などの国際連合による、第3次世界大戦が勃発する可能性がある。
 当然、火の粉を浴びる我が国も、無関係ではありえず、日本国を防衛するために、政府は必要な措置をとることになろう。
 このような国家存亡の危機を回避するためには、我が国は、平時から、十分すぎる防衛力の整備・拡大に努めることが重要である。

日時:14:16|この記事のページ

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