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弁護士日記

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「農地法の実務解説」の誕生

2018年04月12日

 私は、平成2年に愛知県弁護士会で弁護士登録をした後、しばらくしてから法律の専門書を書こうという気持ちが生じた。具体的には農地法の解説書を書こうと考えたわけである。農地法は、岐阜県職員時代に農地転用許可事務を担当していたこともあって基礎知識があり、また、当時、農地法を解説した法律書がほとんど何もなかったこともあって出版しようと考えたわけである。書いて出版すれば必ず売れると見込んだのである。
 しかし、出版社に特に伝手があったわけでもなかったので、消去法として、地元に本社があり、また、法律書の出版社としての存在感があった新日本法規出版社を選び、すぐに本社を訪問した。平成3年頃のことであったかと記憶する。
 その結果、当時の会社の副社長の方から、「やりましょう」という返事をすぐにいただくことができた。私は、それまでに原稿用紙に自分で原稿を書いた経験がなかったので、出版社から、真新しい原稿用紙を受け取ったときは、何か感慨が湧いた。
 しかし、当時、原稿は、全部鉛筆で手書きするほかなく、全く休みのない日が続いた。何とか、翌年には原稿を完成したが、当時、たまたま法改正があって、予定よりも作業が遅れた。
 原稿を手書きで書くことも大変であるが、その後の校正作業も大変であった。
当時、もちろん出版社の校正担当の方の校正意見も参考にしたが、最終的な責任者は著者である自分であり、校正作業には非常に気をつかった。
 印刷されて世に出てしまった後に、記述内容に間違いが発見されてはいけないし、記述自体は正しくても活字になった際に、ミスが発生することも許されないのである。
 また、原稿には「締め切り」というものがあり、自分の都合だけで好きなように時間を費やして原稿を書くということもできなかった。
 このようにして、私の最初の著書である「農地法の実務解説」は、平成5年7月10日に初版の3000部が出た。その後、予想以上に売れ行きがよかったため、同年11月15日に第二刷が出た。その後、この本は、平成11年7月14日に改訂版が、翌平成12年8月28日に改訂補正版が、翌平成13年10月25日に改訂補正二版が出た。
 このたび、実に17年ぶりに三訂版が発売されることになった。発売時期は、本年8月頃の予定である。読者諸賢におかれては、大いに期待していただいて結構である。

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