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弁護士日記

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慎重に見極めた上で付き合う相手を選べ

2019年09月04日

 私が中学生だった頃、夏休みに入る前に、担任の先生から、クラスの全員に対し、休み中の注意事項が告げられたことがあり、今でも覚えている。担任の先生から、「夏休み中に、おかしな奴と友達になると、事件に巻き込まれるおそれがあるから、十分注意をするように」、「繁華街などを子供だけで歩くことは、不良から因縁をつけられる危険があるので、必ず親と一緒に行動する必要がある」と言われた。
 たまたま、当時の中学校には、札付きの問題生徒が数人おり、生活指導のT先生が目を光らせていた。したがって、他人事ではなかったのである。当時、生活指導のT先生は、白髪で赤ら顔であり、周囲から、「ブラッシー」と呼ばれていた。
 私は、当時、普通のまじめな一生徒であったため、担任の先生の注意を聞き流すことなく、しっかり頭に入れていた。
 今、思うに、人間誰しも、生まれた時からの悪党は存在せず、大人になるにしたがって、周囲から良い影響を受ければ、まともな人間となることができるが、周囲の環境が悪いと、知らぬ間に本人も周囲の悪い環境に影響されて、おかしな、クズのような人間になってしまうということであろう。
 昨今の、凶悪事件も、よく見てみると、一部で矯正不可能な悪党もいれば、その悪党の支配を受けた結果、間違った行動に走ってしまった犯罪人もいる。これも、事前に交友関係に注意していれば、本物の悪党と出会うこともなく、まっとうな社会生活を送ることができたのではないかと思われる。
 最近の刑事裁判においても、「夫の暴力が怖くて、子供の虐待を止めることができなかった」という弁解をする被告人である母親がいる。このような場合、一番の解決法は、その暴力を振るう夫とはできる限り早期に別れることであった。話し合いをして双方で解決策を考えるなどという模範解答は、実現可能性のない理想論であり、有害な空理空論にすぎない。有害無益の人物とは、なるべく距離を置き、一切の関わりを断つことが重要である。
 私がここで述べた法則は、何も個人間のみで通用するにすぎない法則ということではなく、国家間においても通用する、というのが私の考え方である。
 具体的に言えば、日本のことを悪意をもって歴史的に評価し、過去の既に決着済みの問題についても、一国の大統領が、「一度合意したからといって、それで済む話ではない」などと公式に述べている国がある。韓国という国である。
 この国の大統領である文(ムン)は、国際法の常識に照らして考えても全く理解不可能なおかしな発言を公的に行っている。このような国は、日本にとっては、いわば、「ブラック国」であり、悪い隣人に該当する。
 いつまでも悪い隣人と付き合っていると、日本人は、今後も、韓国から、あれやこれやとイチャモンや言いがかりをつけられることになる。これは日本とって大きなマイナスである。正確に言えば、日本の今後を担う若者世代に対し、不合理で余分な負担を背負わせることになる。
 世界には、多くの親日国があり、また、韓国のように「恨みつらみ」を国民の多くが心の底で感じているような国は、おそらく一つもないであろう。
 テレビなどを見ていると、「日韓関係は大切です」「仲良くしましょう」という発言を聞くことが多いが、これは完全な間違いである。日本が仲良くするべき国は世界に多く存在するのであるから、そのような、まともな国との友好・親善を促進することに国家予算を使った方が良い。
 また、隣人だから交流するべきであるという理屈もおかしい。外交関係が大切な国はいくらでもある。韓国だから大切、という理屈は成り立たない。また、日本を快く思っていない国とは無理に交流する必要もない。
 隣人であっても、日本に対し強いマイナスを及ぼす国とは極力距離を置くべきであり、韓国などと無理に交流する必要はない。厄介なことばかり言ってくる国は、遠ざけるのが一番である。当面のところ、日本は、「放置政策」を継続するべきである。
 ただし、韓国が、李承晩から始まった竹島の不法占拠を謝罪して、竹島を日本に明け渡し、かつ、これまでの歴史的真実を曲げた反日教育を改め、さらに、これまでの数々の無礼な言動を詫びて日本に頭を下げてきた場合は、「真人間」に生まれ変わったという証明ができたことになる。その場合は別であるが、そのような反省の弁は、今後、10000年を経ても期待できないであろう。

日時:19:38|この記事のページ

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