新聞報道によれば、愛知県の大村知事は、昨日7日、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」を8日午後に再開すると発表した。
実に、愚かな決断をしたものである。その愚かさの程度は、隣国の文(ムン)が、疑惑にまみれたチョ・グクを法相に任命したことと同じくらいである。今回の決定によって、自民党員である大村知事が、将来、愛知県知事に選出される可能性は相当程度低下したと私は予想する。つまり、大村氏は、今期限りで愛知県知事を退任し、その後は、一民間人として余生を過ごすことになるということである。
また、愛知県知事を辞めて、次は国会議員選挙に出馬することも難しいであろう。つまり、自民党公認の候補者として出馬することも事実上困難になったと分析する。
理由は簡単である。今回、大村知事は、「表現の自由」の名の下に、日本国および日本国民を侮辱するような醜悪な像の展示を認めた。「芸術」の名を借りた、日本に混乱と不利益をもたらそうとする政治的運動に事実上加担した。そのため、大村知事の、政治家としての本性が、図らずも露見することになったためである。
換言すると、大村知事が、今回のことで、日本国および日本国民の利益を最大限尊重する考え方を持っていないことが分かったということである。折から、ラグビー日本代表選手は、出身国は様々であるが、全員が日本国の象徴である日の丸を背負って、国歌「君が代」を歌って試合に臨む。これらの選手は、日本国の勝利のために戦うという点で一致している。
ところが、大村知事は、「表現の自由」の名の下に、日本国および日本国民を侮辱することを目的として作られた醜悪な少女像を、再び、公共物の中に展示公開することを許したのである。日本国および日本国民を侮辱することを推進する政治的な動きに対し、協力する姿勢を示したということである。極論すれば、大村知事は、実は反日思想の持ち主ではないか?という疑いが生じたということである。
将来、大村氏は、自民党を出て、反日左翼政党の党員となり、その公認を得て、国政選挙に出馬する以外にない途に追い込まれる可能性が生じたが、しかし、このような経歴を持つ候補者を支持する愛知県民がどれほどいるか、分かったものではない。
いずれにせよ、今回の大村知事の稀にみる愚行によって、「愛知県職員は一体何を考えているのか、しっかりせい。」という疑念が生じたことは間違いない。後世、今回の件が原因となって、大村氏は、「政治家生命」を完全に失うことになったという総括がされるのではなかろうか。
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