本日10月22日のテレビで、皇居で行われた即位礼正殿の儀を見た。この儀式は、今年、新天皇になられた陛下が、内外に天皇に即位したことを宣明するための儀式である。この儀式に参列するために、地球上の多くの国から王室関係者や政府の高官が日本に集まってきた。その様子は、テレビで見ることができた。儀式が、無事に終わって本当に良かった。
ここで、改めて思ったことがある。
第1に、日本には、昔から天皇制という伝統があり、その制度が脈々として現代まで承継されている。現在、日本国憲法の下にある天皇制は、国家権力とは無関係の位置に置かれていることから、広く国民の支持を集めることが可能となっている。いわば、中立的で公平無私の存在となっていることが、長所となっている。世界に誇ることができる素晴らしい制度である。今後、永続させる必要がある。
第2に、外国から日本に来た多くの賓客が、何十年に一度という儀式を生で見ることによって、おそらく、現在の天皇が、ただ単に日本の繁栄だけを求めているのではなく、広い心で世界平和も願っていることを実感したと思う。人間、誰しも、他人から聞いた話ではなく、自分の目で見た事実は、なかなか忘れないものである。良い出来事にしろ、悪い事件・事故にしろ、自分自身が体験したことは、いつまでも印象に残るのである。今回のことによって、地球における日本の価値は、間違いなく上がったと思う。
第3に、このような清々しい儀式が皇居で行われた一方で、世界には、日本国を何としても「悪者」に仕立てようと日々奮闘する国もある。隣国の韓国である。
韓国については、私は、これまで何回も批判している。韓国という国は、全てがいい加減な国であり、特に、国家と国家の間で締結された条約を守らないという、実にけしからぬ態度をとっている。大統領が辞めると、ほぼ間違いなく逮捕されるという珍しい国である。後進国の域を出ていない。
また、10月20日付けの産経新聞によれば、アメリカのバージニア州において韓国系のアメリカ人が、慰安婦を象徴する少女像の設置を実行に移し、10月27日には、除幕式を行うという。これによって、アメリカ国内の少女像は、5体目になるとの報道がされた。
新聞記事では詳細は不明であるが、ほぼ確実に、「何十万という少女が日本軍によって強制的に慰安婦にさせられた」というデタラメの解説文が併記されていることであろう。
しかし、これは、歴史的な事実ではなく、韓国人が、嘘の話をあたかも事実であったかのように言っているだけのことなのである。完全なフェイクニュースであり、わが国の評判を落とそうとの意図から、わが国に対し、いやがらせ行為を行っているだけなのである。いわば悪質なプロパガンダ(政治的宣伝)を行うこと自体が目的化しているということである。あいちトリエンナーレにおける醜悪な少女像の展示騒動も、同じ文脈で捉えると分かりやすい。大会責任者の愛知県の大村知事は、その不見識ゆえ、政治家としては完全に失格である。
この醜悪な少女像は、地球上にばらまかれた「悪性腫瘍」のようなものであり、このような活動を行っている韓国人団体の真の目的は、ただただ日本国を攻撃し、貶めることだけである。しかし、このような不毛な活動に時間と労力を払っている姿は、考えようによっては実に哀れである。思考の方向が、過去に向いているからである。私は、「韓国に生まれなくて良かった」と、つくづく思う。
半面、しつこいまでの反日活動は、おそらく韓国人の生来的な資質に基づくものであり、日本としては、警戒を怠ってはならない。日本は、反日活動を抑えるための広報・宣伝を世界に向けて永続的に推進する必要がある。いわば、悪性腫瘍を消滅させるために、抗がん剤を持続的に投与する必要があるということである。
新聞などを読んでいると、ときどき「韓国との関係改善を図るべきである」などという無責任な意見に接することがある。私は、そのような間違った意見を述べる者に対して尋ねたい。「醜悪な慰安婦像を設置しようとする運動を行っている真の目的は何か」また、「そのような運動に対し、アナタは一体どう考えているのか」2点である。
明解な答えを述べることをしないまま、つまり、重要な問題についての自分の見解を明らかにすることを避けたまま、無責任に、日韓の関係改善など口にすべきではないのである。
私は、うわべだけの偽りの「友好」など、まっぴら御免である。ともかく、韓国とは、できるだけ距離を置き、極力、交流を持たないようにするのが無難と考える。
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