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弁護士日記

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自民党総裁選の状況分析

2020年09月04日

 次期自民党の総裁候補が3人に絞られた。
 現在、菅官房長官の圧倒的有利が固まっている。今後、間違いなく菅官房長官が新総裁に選出されるであろう。私は河野防衛大臣を推しているが、河野氏は今回出馬していないので、対象外となる。
 上記3人のうち、消去法で菅氏が残る。菅氏は、華やかさは全くないが、長年にわたって官房長官を務めてきた実績があるので、ある程度、安心して任すことができる。また、胆力というか人並外れた根性がある人物であることが分かってきた。
 他方、石破氏は、絶対に総裁にしてはいけない。この人物は日本の国益を損ねてしまう危険が大きいためである。現に、石破氏は、「納得と共感」というキャッチフレーズを持ち出したが、この言葉に石破氏の信念が隠されている。
 まず、「納得」という言葉であるが、表向きの感じは悪くないが、しかし、その言葉を深く理解しようとした場合、ここでいう「納得」とは、一体誰にとっての納得なのかという問題に当たる。一体誰が納得する必要があるのかという問題提起である。この言葉が日本国民の納得という意味であれば、まだ危険性はないが、石破氏の心中では、近隣諸国の納得という意味も含まれていると推測できる。
 なんのことはない。韓国や中国が納得しないといけないという意味になるのである。仮にそういう論理を石破氏が考えているとしたら、極めて危険な思想となる。例えば、いわゆる徴用工の問題にしても、韓国が事実を創作して日本を攻撃しようとしているのが本質であるにもかかわらず、石破氏流に解釈すれば、「韓国の言い分も聞いてやれ」ということになる。その結果、総理大臣から、デタラメな方針が実務担当者に示され、結果、日本の国益を大きく損ねることになるのである。
 もっとも、韓国や中国の利益の実現を目論む反日マスメディア(日本の国益を害することを目標とするスパイ組織)は、大いに石破氏を称え、かつ、応援するであろうが。
 指導的立場にある政治家というものは、肝心な場面で、本当にダメなものはダメだと断言する勇気が求められる。現に韓国が主張していることは全部がダメなことなのであるから、日本としては、はっきりと「絶対にダメだ」と突き放す必要がある。
 この点、なあなあの旧態依然の交流を良しとする日韓議連に属しているような国会議員は全部がダメ議員である。一日も早く政治の世界から消え去って欲しい。ともかく、石破氏だけは絶対ダメである。
 さて、岸田氏であるが、テレビ(私は恵氏が司会する「ひるおび」をよく見る。)で見た限りでは、まともな人物であり、いわゆる手練手管的人物ではない。しかし、日本の近隣諸国(台湾を除く。)は、大袈裟に言えば、「大悪党」の集まりであり、岸田氏のようなまじめな交渉術が効果を発揮するとは思えない。ちょうど、オレオレ詐欺にひっかかってお金を失う善良なお年寄りのような目に遭う恐れがある。
 近隣諸国の指導者は、善意も誠意も何もなく、要するに日本をいかに騙してやろうかと日々考えているような連中ばかりである。他民族を弾圧する習近平(中国)、核ミサイルで他国を威嚇するキム・ジョンウン(北朝鮮)、政敵の毒殺が得意なプーチン(ロシア)、国際合意破りのムン・ジェイン(韓国)という具合である。およそまともな国は一つもない。どれもこれも最大限の警戒を要するブラックな国ばかりである。したがって、お人良しの岸田氏には、日本の総理大臣は荷が重すぎると考える。
 菅官房長官が次期総理大臣になった場合、では、誰が官房長官を務めるのかという点が今日
話題になっている。私としては、西村大臣が適任ではないかと考える。西村大臣は、今回の武漢ウイルスの件で、テレビに毎日のように顔を出し、自分の役割をそつなくこなしている。西村氏は、次第にテレビ慣れしてきており、私は、次期官房長官として大役をこなす資格があると考える。
 まちがっても、これまで国会対策だけをやってきたような、元気のない古だぬきのような胡散臭い人物を官房長官にしてはならない。そのような発信力のない古参の人物は、そもそも最初から大臣にすべきではないのである。仮にそのようなことがあったら、自民党もおしまいである。

日時:20:46|この記事のページ

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