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弁護士日記

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京都のタクシー運転手の質に問題あり

2020年11月13日

 本日(11月13日)、所要があって京都まで行き、時間が余ったので、菅原道真で有名なK天満宮に立ち寄った。
 参拝を済ませてから、某所に移動しようとしたが、時間が足りなくなり、やむなくバスではなくタクシーで移動しようと考えた。
 某所の受付は、かなり昔に来ただけであったため、正確な位置がどこか不安があったが、タクシーは、某所の受付を目指しほぼ一本道を走行した。某所の受付に到着する前に、窓の外の景色が、以前とはかなり変化していることに気が付き、、運転手に「もう少し行ったところが受付か」と問うと、運転手は「ここで間違いない」「あなたがここを指定したので、ここに来たのでしょう」と高飛車の物の言い方をしたので、私も、立腹し、「その言い方はないでしょう」「何ですかその言い方は」と注意をした。しかし、運転手は、「ここが受付で間違いない」というような発言を繰り返した。
 観光客は地元の人間ではないし、街も時間が経過すると新しい建物に一新されていることもあろう。したがって、お客が場所を間違えていないか不安に思っているときは、やんわりと「お客さん、ここでいいですよ」と教えるのが普通の態度ではないのか?
 私の注意をその運転手は全く聞こうとしなかった。当然反省の様子はうかがえなかった。これには、私も唖然とした。
 そのタクシーは個人営業のタクシーであった。レシートを見るとMタクシーと書いてあった。下車した後に、すぐタクシー組合に電話し、マナーがなっていない点を注意しておいた。
 私は、特定の会社のタクシーを除き、一般にタクシーがもともと好きではない。特に、個人営業のタクシーは運転手のマナーは通常、会社組織のタクシーと違って非常に悪い。
 会社に勤務するタクシー運転者と違い、会社から組織的にまともなマナー教育を受けていないため、質が悪いのである。お山の大将のような自分の狭い了見だけで、毎日のようにタクシーに乗っているため、他人と比較されることがなく、進歩が全然ないということであろう。
 特に、京都のタクシーは全般的に言って、これまで良い印象を受けたことが一度もない。
私の場合、印象の良し悪しは、自分の実体験から来ていることが多い。自分にとって害(迷惑)を及ぼす人間や団体は良く思わない。逆に、自分にとってプラスとなる人間や団体とは友好な関係を継続するという原則がある。
 京都のタクシーに話を戻すと、例えば、目的地を告げても、何ら返事をしない。面倒くさそうに、車を発進させるだけである。乗客としては、間違った目的地に行ってしまったら困るので、心配が付きまとう。もちろん、車を走らせる方向に注意を払っておれば、方向が間違ったかどうかは分かる。しかし、お客に「〇〇まで行ってください」と言われたら、「はい、〇〇ですね」と答えるのがマナーである。今回のMタクシーの無礼な運転手も、やはり無言で発進させた。
 京都のタクシー運転手は、目的地に着いて、お客から料金を貰っても、無言である。お客が降りると、さっさとドアを閉めて走り去る。いまだかつて、「ありがとうございました」という言葉を聞いたことがない。おそらくタクシーに乗せてやっているという感覚なのであろう。
 京都のタクシー運転手は、ほとんどの場合、車内では無言である。愛想はゼロである。これもまた、お客をお客と思っていない証拠である。
 このように京都のタクシーの運転手は一般に質が悪い。より正確にいえば、接客能力が低いプロ意識がない。こんなことをやっていたら、普通であれば、廃業に追い込まれるはずである。しかし、幸か不幸か、京都は日本を代表する観光地であり、これまでは、外国人の観光客を加えれば、特に努力をしなくても、十分に稼げたということではなかったのか?
 そのため、タクシー運転手が横柄な態度をとっていても、つまり、全く経営努力をしなくても、食えたということであろう。地域全体として、無礼で冷淡な態度が日常化・標準化し、それが文化として定着してしまい、誰もおかしいとは思わなくなっているのであろう。
 現在、コロナの影響で、観光地に外国人の観光客はほとんどいない。静かに実りのある旅をしたいと思っている私にとっては、言い方は悪いかもしれないが、大勢のうるさい外国人観光客がいない今は「非常に好ましい」状況である。
 話がやや逸れた。私は、これまで事務所があった名古屋市内においてタクシーを利用したことが数えきれないほどある。その場合も、タクシー会社を選択して乗ってきた。私なりのタクシー利用の原則がある。
 原則の1は、個人タクシーは原則排除するということである。嫌な思いをしたくないという理由からである。
 原則の2は、なるべく地元で評判の良いタクシーに乗るということである。例えば、名鉄タクシーの運転手は、全般的にマナーの水準が高い。この前も、元陸上自衛隊の方が、タクシーの運転手をしており、たまたま「昔は自走砲を動かしていた」という話が出て、私も「戦車に似ているやつですね」と答え、良いムードで目的地まで行くことができた。つばめタクシーも安心して乗ることができる。
 他方、以前、犬のマークがついた小型車に乗った際、タクシーの運転手が名駅のロータリーのところで、前の車に対し、大声でどなっていたことに驚いたことがある。それ以来、印象の悪い小型タクシーはなるべく乗らないようにしている。
 今後も京都には観光で行くことがあるであろう。しかし、京都ではタクシーに乗らないという持論を曲げるつもりはない。
 

日時:22:13|この記事のページ

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