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弁護士日記

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茂木外相よ、外相を辞任しなさい

2020年11月27日

 中国から、王毅外相(以下「王毅」という。)が来日し、11月24日、日本の茂木俊充外相(以下「茂木氏」という。)と会談した。その会談後の記者会見で、王毅は、とんでもない暴言を吐いた。どういう内容かといえば、「一部の真相が分かっていない日本漁船が魚釣島周辺の敏感な水域に入る事態が発生している。これに対し中国側としてはやむを得ず必要な反応をしなければならない」というものである。また、王毅は、日本の漁船を「偽装漁船」であると言った報道もある。
 盗人猛々しいとはこのことである。分かりやすく例えれば、暴力団が、ある日、他人の土地に侵入し、土地の所有者に対し、「片手に刃物を持ちながら、ここは俺の土地だ。勝手に入るな」とデタラメの脅迫をしているようなものである。絶対に看過できないたわごとである。
 王毅の暴言に対し、我が国の外交の最高責任者である茂木氏は、11月26日付けの産経新聞2面の報道によれば、日本側は総じて笑顔で応対したという。
 仮にこの報道が事実であるとした場合、茂木氏の対応は国辱ものである。到底、事後弁解(説明)だけでは済まされない。そのくらいの不祥事といってもよい。本来であれば、王毅の発言の後で、「ただいまの王毅外相の発言はわが国には全く受け入れがたいものであって、強く抗議をいたします」とその場で即座に反論する必要があった。
 にもかかわらず、産経新聞3面の報道によれば、「先に発言していた茂木氏は、その場では発言しなかった」と明記してある。茂木氏は、一体、日本の国益を誠実に擁護しようとする意識があるのであろうか?この報道からは、はなはだ疑問である。
 仮に河野太郎氏が外相だったら、おそらく「ちょっと待ってください。ただいまの王毅外相の発言はわが国にとっては受け入れられるものではありません。日本の漁船が、日本が領有する島の周辺で操業して、一体どこが悪いのですか」と反論するに違いない。また、日本以外の外相であっても、自国で同様の事態が発生した場合は、そのように発言するのではなかろうか。
 弁護士に例えれば、上記の土地の事例において、土地の所有者から依頼され、代理人に就任した弁護士が、裁判所の法廷で、相手方の暴力団の顧問弁護士から、デタラメを言われても、笑っているだけで、何も反論しようとしなかった姿と似ている。普通だったら、このようなヤル気のない阿呆な弁護士は、依頼者からすぐに解任されるはずである。
 ここで、なぜ茂木氏が、明確な態度をとることができなかったのか、その原因を探る必要がある。例えば、茂木氏自身に国益を守ろうとする意識が薄弱な場合が想定できる。その資質に原因がある場合である。仮にこの場合、そのような貧弱な国家観しかない者に、日本のかじ取りを委ねることはできない。茂木氏には将来総理大臣になってもらっては困る。
 また、親中派で有名な自民党の二階幹事長の機嫌を損ねてはまずいという配慮から、遠慮して言うべきことを言わなかった場合も、同様であり、小心者の茂木氏に将来の総理大臣の資格はない。ゼロである。
 このように考えた場合、茂木氏は、さっさと外務大臣を辞めた方が良いと考える。日本国の利益を第1に考える人物に交代してもらった方が、国のためになる。
 中国という独裁国は、総合的・合理的に判断する限り、絶対にわが国の友好国とはなり得ない。世界を中国共産党の支配下に置くことが最終目標なのであるから、日本を含めた他国からすれば、真の仲間に入れるわけにはいかない。換言すれば、世界から排除する以外にない。
 わが国としては、性急に過激に「中国排除」を表に出すのではなく、あくまで、最終的には中国共産党を世界から排除するという基本的な戦略に沿った政策を積み重ねつつ、作戦上、表面的には、当面の友好関係を演出するという態度が望ましいと考える(当然、同じく謀略の国である中国共産党も世界支配の野望を隠しつつ、表面上は微笑戦術をとってくるはずである。)。つまり、中国を上手に利用しつつ、その国力を削ぎ、やがて傲慢な態度がとれないような普通の国にする、という方針で臨むべきである。
 国の政権を担う政党(政権政党)においては、二階氏のような、どの国に忠誠を誓っているのかが疑われるような言動を放置してはならない。二階氏(およびその同調国会議員)は、すぐにでも政界から引退すべきである。
 なお、日本共産党の志位委員長は、報道によれば、11月26日の記者会見で、前記の王毅の発言を厳しく非難し、「日本側に責任を転換する傲慢不遜な態度である。絶対に許してはならない」と述べたという。また、茂木氏の対応についても批判し、「何ら反論もしなければ批判もしない。そういう対応をした」と述べたという。
 仮にその志位委員長の発言が事実とした場合、私としては、「敵ながらあっぱれ」と評価したい。他方、立憲民主党がこの件で黙っているのは、いかに頼りない政党であるかの一つの証拠となろう。
 
 

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