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弁護士日記

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菅総理は、二階氏を辞めさせるべきだ

2020年12月24日

 毎日のように新型コロナ(武漢ウイルス)の感染拡大が続いている。本当に心配な状況を迎えている。なぜ、このような重大なことになってしまったのか?原因はいろいろあり、単に一つの原因で今回のような事態が起こっているとは考え難い。
 しかし、感染拡大の大きな原因が、つい先日まで政府が推進してきた「Go to travel]にあったことは否定できない。ところが、「Go to travel]を推進しようとする政治勢力からは、この政策と現実の感染者の増加との因果関係は薄いなどという反論が繰り返し行われてきた。そのため、「Go to travel]は中止すべきでないという意見が比較的強かった。
 しかし、日本国民の大多数は、即時、この政策を中止すべきであるという意見を持つに至ったため、菅総理も、やむなく中止を決定したという経緯があったことは周知のとおりである。
 ところが、政府のこの決定に対し、自民党の幹部の一人から「勝手なことをやりやがって」という、ヤクザ顔負けの乱暴な発言が出た。新聞報道などを見る限り、その声を発した自民党の幹部とは、二階幹事長でほぼ間違いないといえる。
 一体、二階という人物は、なぜそのような、反国民的な暴言を吐いたのか?
 調べてみると、二階氏は、全国旅行業協会の会長という肩書を持っていることが分かった。であれば、そのような発言をすることと整合する。要するに、旅行業協会という圧力団体と、利害を同じくしているということである。より正確に言えば、旅行業者の利益を、日本国民全体の利益よりも優先させたということになる。
 菅総理が、なかなか、「Go to travel]の中止を決断できなかった理由の一つは、二階氏から異論が出ることを恐れ、二階氏に気をつかっていたためであると推測される。
 また、この二階という人物は、最近も、野球人やタレントなど5人を超える仲間と高級ステーキ店でステーキを食べていた事実があり、そこには菅総理も出席していた。政府が声を大にして、一般国民に対し、「5人以上の会食は避けよう」と呼び掛けているさなか、それを、「俺たち権力者には関係ない」とばかりに、ステーキを食べていたのである。これは、国民をバカにした、実に恥ずべき行為である。
 ところが、ステーキを食べようと提案した二階氏(主宰者)は、本来やってはいけないことをやったという意識はないようであり、公式に反省も述べていない。権力者の地位に長年にわたってとどまっていると、まともな常識がなくなってしまい、何をやっても許されるという傲慢な感覚に支配されるようである。
 また、今回のことで気が付いたことであるが、二階氏が、極めて親中派である理由の一つが垣間見えた。どういうことかと言えば、旅行業界にとって、中国人の観光客は、重要な儲け口であり、中国から日本に大勢の中国人が観光に来ることは、観光業界にとっては非常にありがたいことだということである。したがって、二階氏としては、中国共産党の機嫌を損ねるような言動は取れないということである。
 先日も、中国共産党の嘘つき王毅が来日し、公の場で、尖閣諸島の領有権に関し、盗人猛々しい暴言を吐いた後、二階氏と会食をしたという報道を見た。二階氏は、おそらく王毅の発言については一切言及しなかったのではないかと推測される。日本の国益よりも、自分個人あるいは自分の支持団体(旅行業者)の利益の方が大事だということなのであろう。
 ここで、時の総理大臣が、仮に強い指導者であれば、この二階という、心得違いをしている人物を自民党の幹事長から引退させることも可能である。しかし、菅総理は、二階氏の支持を得て自民党の総裁に選ばれた経緯があり、二階氏の反発を招くような行動を取ることは、とてもできないのである。実に情けない弱小総理大臣である。
 来年の春(2月~3月)には、衆議院が解散され、衆議院議員の総選挙があるという観測が出ており、私は、その確率は相当高いと読んでいる。仮に、菅総理に、自分自身の損得勘定を捨てても日本国の利益を守り切るという気概があるのであれば、解散の前に、二階幹事長のクビを切るべきである。評判の悪い二階という人物を権力者の地位から引きずり下ろすのである。
 そうすれば、日本国民の菅総理を支持するという声も高まるのではないかと読む。結果、選挙後に想定以上の議席を確保することができ、権力基盤が強固となろう。
 逆に、これまでのように、二階氏の顔色をうかがって安全運転に徹するという方針を取った場合、選挙後に議席が激減し、かろうじて衆議院の過半数の議席を維持するという非常事態に至ろう。結果、その時点で、菅内閣の運命は尽き、総辞職となると予想する。

日時:20:20|この記事のページ

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