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弁護士日記

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購読新聞を朝日から産経に変更した

2014年02月10日

 私は、学生時代からずっと朝日新聞を購読してきた。
 しかし、今年の1月1日から産経新聞に変更した。変更した理由は、以前から朝日新聞の報道姿勢に大きな疑問を感じていたためである。朝日新聞の社説を読むと、とにかく時の政府の行おうとすることに批判を加えることが多い。時の政府の姿勢に対し支持を表明するような記事はほとんどない。何でもケチを付けたがる。
 また、これが一番の問題であるが、外交関係について、「なぜそこまでして?」というくらい、近隣諸国である中国や韓国に配慮を示し、これらの国の利益を擁護しようとする。少なくとも、私にはそう読める。何か、中国や韓国の政府が新聞社を支配しているがごとき印象を受ける。しかし、まじめな話、中国や韓国が朝日新聞社を支配しているという事実は全くないと思う。そうではなく、社内において日本人である記者が、自発的にそのようなこと、つまり、日本国民から元気や活力を奪おうとする傾向のある言論を展開することに違和感を覚えなくなっている、ということではないだろうか。
 では、一体なぜそのようなことになっているのであろうか?言論の自由といっても、それ自体に絶対的な目的があるわけではない。我が国ないし我が国の国民が、より良い環境、より良い日々、より良い文化などを享受するために、言論の自由が認められているのではないか、と考える。
 したがって、上記の目的(公共の福祉)に反する言論の自由なるものは、そもそも認め難いのである。分かり易い例を挙げると、第二次大戦でナチスドイツのやったことを無批判に賞賛するような言論は、いくら言論の自由があるといっても、認めるわけにはいかないのである。
 要するに、新聞とは、何も時の政府の政策を批判することだけに専念するのではなく、時の政府が、良い政策を実行しようとする方向性を示している場合は、批判のための批判を行うのではなく、より良いものにするための提言をすることも必要ではないか。
 この点、産経新聞は是是非非主義をとっているようであり、また、我が国の国益を第一に考えるという姿勢が明確に打ち出されており、非常に共感できる記事が多い。
 私は日本人であるから、我が国が、今後も世界の先進国の一員としてますます発展することを願っている。反面、日々デタラメを言い立てて我が国の足を引っ張ることに国家国民を挙げてまい進しようとしている国、あるいは軍事力に物を言わせて我が国を含む他国の領海・領土を侵略しようとする策謀を日々実行している一党独裁国家に対しては、対決する姿勢を明確に打ち出す必要がある。
 左翼系の文化人、学者、政治家などのように、世界平和を唱えることもよいが、ほどほどにしておくべきである。我が国以外の外国が、我が国の利益を図ってその国の政治を行ってくれるようなことは、100パーセントあり得ないからである。どの国も、少しでも他国に不利益を押し付けて自国の利益を図ろうとするのが当たり前の姿だからである。
                                 

日時:16:40|この記事のページ

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