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弁護士日記

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高市早苗候補を支持する

2021年09月21日

 自民党の総裁選に向けた4人の候補の動きが活発になっている。
 私は、4人のうち高市氏を支持する。それ以外の3人のうち、まず河野氏および岸田氏には総裁となる力量が不足していると考える。後の一人(野田氏)は最初から問題外である。
 以下、簡単に評価を加える。
 高市氏は、その掲げる政策及び国家観をみても、4人のうちで最も優れた見識を示している。一番大切なのは、日本をどのような国にしたいのかという国家観である。その点、高市氏は、国防の観点を強く打ち出しており、現在の国際情勢に適合した対策を示している。
 例えば、北朝鮮が日本の主要都市にミサイルを撃ち込んだ場合、死者の数は想定できないほど多数に上る可能性がある。この場合、そのような悲劇が起きないようにするためには、事前に十分な準備・対策をすることが大事となる。この場合、相手国に対し、「日本にミサイルを撃ち込んだら、自国もただでは済まない」という警戒心・恐怖心を与える必要があり、そのためには強力な反撃力を整備する必要がある。これが「防衛力」と言われるものである。例えば、国内の暴力団が暴れないのは、仮に暴れて市民に死者が出るようなことがあったら、暴力団のトップもただでは済まないことが十分に分かっているからである。下手をすれば、暴力団の最高幹部が死刑を言い渡される危険があるため、おとなしくしているのである。暴力団には理屈など通用しない。通用するのは、実力だけである。
 この点について、左翼政党の議員や左翼マスメディアは、しばしば「外交力が大切だ」と主張する。確か、野田氏も「外交力が重要だ」と述べたことがある。しかし、この見解は、浅はかなものであり採用できない。なぜなら、外交というものは、関係国が事実に基づいて議論を重ねて一定の妥協に至り、事を収める技術を指す。ところが、近隣諸国は、重要な問題については事実を曲げ、または国際法を無視し、自国の利益のみを声高に主張することしか考えていない。したがって、そのような国とのまともな交渉(外交)は最初から無理なのである。
 その場合、事態を打開しようとして近隣諸国が武力行使に訴えようとした場合、それを阻止する有効な方法はわが国の防衛力を強化しておくこと以外にない。このような場合に、あくまで外交力で問題を解決しようとすれば、我が国が折れて譲歩する以外にないのである。つまり、近隣諸国の利益は実現し、我が国は損失を被るという結果で終わるのである。そのような馬鹿な結論を是認することはできない。
 そもそも外交交渉ですべての問題が解決できるのであれば、世界の各地で戦争など起こっていないはずである。しかし、現実はそうなっていない。
 4人の候補のうち、河野氏であるが、化けの皮が剥がれつつあるという以外にない。最近になって親中派の議員であることが、親族の経営する企業と中国の深い結びつきが露見したことから、明らかになった。それ以前に、河野氏が石破茂氏に応援を依頼した時点で、ダメ出しが出てしまった。また、かっこいい発言だけで頭脳が空っぽの小泉進次郎氏の応援を受けた時点で、ますます自身の考え方がぐらぐらしていることが分かってしまった。河野氏は、菅政権でワクチン担当大臣を務めているが、「ワクチンは十分にある」と言いながら、地方ではなかなかワクチンを接種することができない状況が過去に発生し、口先だけの人間であることがバレてしまったのである。
 岸田氏であるが、持ち前の優柔不断な性格が急激に治るとは思えない。国政を委ねるには、はなはだ頼りがない。首相を任せるには荷が重い。
 最後に野田氏であるが、元反社の亭主と夫婦でありながら、今回の総裁選に出馬するという感覚が信じられない。亭主が反社つまり暴力団員であったのか否かは、未だ司法の場で決着していないが、そのような疑いを掛けられたこと自体、徳を欠くというべきである。今回、野田氏の訴える政策を聞いても素人の思い付きの考え方の域を出ておらず、レベルが低すぎる。野田氏は、日本国民や岐阜の有権者を馬鹿にしていると捉えられても文句が言えないであろう。問題外である。
(追記)2021年9月26日の朝の報道番組(ザ・プライム)に自民党の総裁選候補4人が顔を揃え、原発問題や靖国問題について意見を述べていた。驚いたのは、野田氏の発言である。以前は「無邪気に」参拝していたが、今は止めたという。野田議員は、過去に靖国神社に参拝したことがあるが、当時は、日本国のために戦って命を落とした人々(英霊)のために参拝したのではなく、子供のように何の深い考えもなく参拝していたことがバレてしまった。このような浅はかな人物は、そもそも総裁選に出る資格などない。百害あって一利なしの野田氏には、さっさと政治家を辞めてもらいたいものである。

日時:20:43|この記事のページ

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