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弁護士日記

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奥飛騨旅行レポート

2023年07月11日

 先週のことであるが、家族と奥飛騨地方に2泊3日の旅行をした。
 梅雨の期間であるため、傘を用意して出かけたが、幸いにも傘を使うことはなかった。初日の4日は、下呂市の湯屋温泉を目指した。泊まった旅館は「S館」という名前の旅館であった。下車した飛騨小阪駅まで車で迎えにきてもらったが、既に無人駅となっており我々一行以外に降りる人は誰もいなかった。これでは、旅館の経営も楽ではないと感じつつ、午後の比較的早い時間に旅館に着いた。
 この旅館は、炭酸泉が売りであり、私も旅館の中で湧き出している炭酸泉を飲んだが、確かにサイダーのような泡が出ている。外気はかなり暑かったが、通された部屋は、部屋の南側の窓ガラス戸の向こうはエメラルドグリーンの美しい色をした渓流が流れており、部屋の気温も外気よりも相当低い温度であった。
 この日は炭酸泉を堪能した。湯舟の底に縦に金属性の板のようなものが設置してあり、泡はその金属板の隙間から上昇しているようであった。いわゆる源泉かけ流しである。ただし、湯舟はこじんまりとしており、深さも余りなかった。
 二日目に当たる5日は、高山市内の「飛騨の里」を見た。ここは、かなり昔に来たことがあるが、当時は、ほとんどお客もいなかった。ところが、今回は、外国人の旅行者が大勢いたし、また、修学旅行生らしき団体もおり、にぎわっていた。高山市内は、外国人(ただし、西洋人)の姿が非常に多く目に付いた。もはやかつてのような素朴な飛騨の小京都というイメージはなく、うるさく賑わしいだけの観光地に変化していた(何回も行きたいとは思わない。)。
 この日は、奥飛騨温泉郷の1つである福地温泉に泊まった。「Kの郷」という名前の宿であり、主に古民家が中心となって構成されていた。規模は中規模の旅館であり、夕食は、食事処で各グループごとにとることになっている。食事は美味く味付けがしてあった。この旅館も温泉はやはり源泉かけ流しであり、掃除も行き届いているように感じた。
 三日目は、高山市内に戻り、「祭りの森」という比較的新しい施設を見た。ここでは、新品の屋台が数多く展示されていた(誰かが展示用に新たに製作したものであろうか?)。個人観光客は少なかったが、施設を出た後に休憩をとったレストランの中から、何台もの観光バスで来た大勢の修学旅行生らしき団体が大挙して施設に入ってゆく光景を見た。おそらく、施設の管理者、旅行業者そして学校関係者の三者からなる便益(経済的利益+学校行事のスムーズな遂行)を図ることを目的とした共同体のようなものが出来上がっているのであろうと感じた。
 なお、1週間くらい前の岐阜新聞で、何年かぶりに岐阜県知事の古田氏が海外に出かけ岐阜県のPRをするという話を知った。岐阜県をPRするには、別に古田氏自身が外国に「大名旅行」をする必要はないのではないのか。日頃、仏頂面がトレードマークの古田氏が、愛想よくビジネスの話などできるはずがないのである。よって、実態は、公務を名目とする観光旅行というほかない。大勢の公務員が、飛行機のビジネスクラスに乗ったり、高級ホテルに宿泊するだけでも、大事な税金が浪費されることになる。実に県民をバカにした行為である。貴重な税金を浪費する古田氏には早く県知事のポストから退いて欲しいものである(知事を辞めて一民間人となったときにポケットマネーを使って豪遊するのは全く自由である)。
 
 

日時:19:12|この記事のページ

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