昨日、つまり1月21日(日曜日)に自宅で大相撲のテレビ中継を見た。私は昔から大相撲を見ることが好きだったが、しかし、何年か前からは、ほとんど見なくなっていた。
その理由は、私が嫌いな白鵬が優勝を重ねていたからである。私がなぜ白鵬が嫌いかの点であるが、一番の理由は、偉くもないのに「大物ぶっている」ことである。白鵬は、確かに優勝回数こそ多いが、これにはいろいろと原因があり、例えば、貴乃花のように、ガチンコ相撲で優勝を決定付けるような一番をものにしたという印象が薄い。モンゴル互助会の援護射撃が大きいのではないか、と思うのである。ただし、この点は確たる証拠があるわけではなく、単なる個人的印象にとどまる。
さて、昨日のテレビを見ていると、画面に有名人の顔が映っていた。
芸能・文化関係者でいうと、映画監督の篠田正浩監督とその妻である岩下志麻さんが並んで映っており、ときおり篠田監督は、傍らに座っている志麻夫人に何か話しかけていた。篠田監督は岐阜県岐阜市の出身であり、私と卒業高校が同じである。
また、タレントの生島ヒロシ氏も、誰かと一緒に、かなり土俵に近い席で大相撲を見物していた。生島氏は、ときおり笑顔を見せて隣席の男性と話をしていた。
政治関係では、鈴木宗男氏が一人で相撲見物をしていた。その表情は硬く、いつもテレビで見せる際の豊かな表情は全くうかがえなかった。
そのほかに、一見すると弁護士バッジ風のバッジを付けた男性二人も確認できた。もちろん、どこの誰かは全く知らない人物である。しかし、60歳代と思われる二人の男性の顔を見る限り、弁護士としての長年のキャリアが顔に出た容貌をしており、おそらく弁護士で間違いないと思われる。しかし、裁判所ではない、プライベートな相撲観戦の場である国技館に来るときにも、わざわざ弁護士バッジを付けて来る必要があるのか、大いに疑問に思った。
最後に稀勢の里である。1年前は稀勢の里の横綱昇進が話題となったが、日馬富士との一戦で、土俵上から落ちて右胸部を怪我した。それが原因で今日の酷い状況を招いてしまった。やはり、怪我をしたときは、徹底的に完治させてから、万全の状態で出場してもらいたいものである。今場所が始まる前に相撲評論家の舞の海さんが、「まだ、出られる状態ではない」と述べていたことが的中してしまった。再起を期待したい。
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