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弁護士日記

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中日ドラゴンズの低迷原因とは

2019年07月27日

 近年、中日ドラゴンズの低迷ぶりが目立つ。中日の公式戦の記録を調べてみると、戦後、二年以上続けてBクラスだったのは、1968年~1970年の3年間、1980年~1981年の2年間、1985年~1986年の2年間にすぎない。それ以外の年はAクラスに復帰している。
 ところが、今回、2013年~2018年の6年間は連続してBクラスに低迷している。2019年も現時点で5位である。このままでいくと、2013年~2019年の7年間連続でBクラスという屈辱的な結果で終わる可能性がある。
 なぜ、こんな惨めなことになってしまったのか?私は、昔からいろいろと物事を分析することが好きであるため、低迷の原因を考えてみたい。
 第1に、首脳陣に何か問題はないであろうか。与田監督は人物・識見とも問題ないとしても、伊東勤ヘッドコーチの存在が気にかかる。一体、伊東ヘッドコーチという、昔西武ライオンズの監督をしていた人物を、なにゆえ、誰の指示で、中日に招聘したのか。私は、よくない人事であると考えている。つまり、これは全くの推測であるが、大物の伊東ヘッドコーチがいるために、指揮命令系統が二頭立て馬車のようになってしまい、与田監督のチーム作りの方針が、一元的に選手全体に伝わっていないのではないかと危惧する。
 第2に、投手陣である。選手名鑑を見ると、支配下登録投手は39人もいる。若手も多い。ところが、現実を見ると、吉見、山井、松坂などの最盛期をとうの昔に過ぎた「年寄」選手を未だに大事に使っている。一体、どういう了見なのであろうか。年寄選手は、今後、伸びは全く期待できないと考えるのが合理的である。であれば、伸びしろの大きい若手選手をどしどし起用すべきである(私は一般論として、古参兵やベテランと呼ばれる人々が好きでない。つまり、時代遅れの憲法や思想を墨守する人々は評価しない)。若手選手を、一軍の試合になるべく多く出してやることによって、潜在的な能力を引き出すことが期待できる。仮に大化けすれば、あと、5~6年は一軍で活躍してもらえるのではなかろうか。吉見、山井、松坂の3人の古参兵には、チームのために今季限りで引退してもらうほかない。
 第3に、テレビやラジオで野球中継放送を聴いていると、これでもか、これでもかというように選手を持ち上げ、選手が活躍できなかったときは、何かたまたま運がなかったかのごとく放送するアナウンサーや解説者が多い。歯が浮くようなお世辞を聞かされているような感じがする。反省も厳しい指摘も全くなく、「次の試合には活躍を期待しましょう」という甘い言葉だけが出てくる。何か、昔の日本軍の大本営発表を聞かされている感じである。おそらくファンを喜ばせようとして、そのような放送をしているのであろう。
 しかし、視聴者はそれほどバカではない。現在の中日の実力がどの程度かは分かっている。仮に選手がダメなプレーをしているときは、的確に批判して欲しいものである。私の感想では、中日OBの解説者のうち、比較的まともな解説者は、鈴木氏、立浪氏、井端氏、山崎氏くらいのものである。
 門外漢である私の意見が採用されるかどうかは分からないが、今のままでは、来年2020年も期待できないことだけは確かであろう。

日時:19:31|この記事のページ

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