058-338-3474

お問い合わせ電話番号
受付時間:午前10時~午後5時

電話でのお問い合わせ

弁護士日記

弁護士日記

農地法研修会(in滋賀県野洲市)を終えて

2012年11月01日

 本年の7月に滋賀県農業会議の方から電話があり、「10月に農業委員さんに対する農地法研修を行いたいので、講師として来ていただけないか?」という打診があった。
 滋賀県方面からの講演依頼は初めてであったが、私としては断る理由もないので、お引き受けすることにした。
 問題は、いつものことであるが、どのような話をするかという点について、慎重に考慮する必要があった。今回は、特に農業委員の方々が対象であったため、参加者が全員実務的な知識を備えておられるとは限らない。したがって、話の内容を余り難しくすると、研修としては失敗する可能性があった。
 そこで、農地法の細かい内容については素人という想定で、レジュメを作成し、事前に事務局に送付しておいた。
 講演会は、野洲市の「さざなみホール」という会場で行われた。講演当日である10月23日(火)は、曇天であった。会場には、おおよそ350人ほどの農業委員さんが集まっておられた。これほど多くの方々を前に話をすることは、最近では全くなかった。私は、難しい農地法をなるべくやさしく解説するように努めた。
 僅か90分の講演であったが、皆さん集中して私の話を聞いておられたように思った。
 本年の研修会講師の予定であるが、たまたま本日つまり11月1日(木)に愛知県庁農業振興課主催の農地法研修会があり、先ほど、県の庁舎内にある大会議室で、農地法から見た行政事件訴訟法という実務的テーマで、話を90分間させていただいたばかりである。
 この研修会の参加者は、市町村の担当者および県の担当者であり、やや難しい話をさせていただいたが、研修会終了後は、「分かりやすい話でした」との感想を聞くことができて、ほっとした次第である。
 本年は、まだ今月中旬に九州の博多での農地法研修会が残っている。そのときの様子は、博多での研修会が終了した後にお知らせしたい。

日時:15:55|この記事のページ

ページの先頭へ

Copyright (c) 宮﨑直己法律事務所.All Rights Reserved.