ちょうど1週間前のことであるが、東京で、日本経営協会東京本部主催の農地法セミナーがあった(10月7日・8日)。セミナー会場は、いつもは東京渋谷区千駄ヶ谷にある日本経営協会の東京本部建物の中の教室を使う。
しかし、今年は、本部の教室の都合がつかなかったという理由で、急遽、駿河台の中央大学駿河台記念館内の教室を借りてセミナーが行われることになった。
今回の参加者は、関東、甲信越、東北の自治体を中心に、全35名の方々が参加された。今回は、テキストとして、私が書いた「農地法講義」を使用した。農地法講義は、比較的頁数が薄い。しかし、要点のみが要領よく書かれており、無駄な記述が全くない。車に例えれば、燃費の良い小型車という感じである。
セミナーの初日は、午後1時から午後5時までの4時間であった。二日目は、午前10時から午後4時までの5時間であった。さすがに2日目の終盤に近付いてくると、喉の方が疲れてくる。しかし、最後の気力を絞って無事、講義を終えることができた。
全9時間の講義を一人でできるうちは、体力はまだ十分にあるということになる。しかし、それができなくなったときは、講師要請をお断りせざるを得ないであろう。
なお、7日の講義が終わってから、東京駅付近で、大学時代の友人と待ち合わせて夕食を共にした。彼は、大学を卒業すると同時に、大阪に本社のある某金融機関に就職したが、今は、定年後の再雇用のような身分でいるとのことであった。
今は時間的余裕ができたとの話であり、最近では、日本各地の観光地に1泊2日くらいの日程で伴侶と旅行を楽しんでいるとのことであった。余生は、もはや長いとはいえない以上、足腰が丈夫なうちに、旅行を楽しむ必要があると感じた。
Copyright (c) 宮﨑直己法律事務所.All Rights Reserved.