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弁護士日記

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今年の農地法研修会を振り返って

2011年12月21日

平成23年も、あと僅かを残すのみとなった。
 今年も、農地法の研修会の講師をして欲しいという依頼が相当にあった。そこで、今年の締めくくりをしてみたい。
 1月・2月・3月は、G県農業会議から依頼を受けて農地法研修会の講師を務めた。研修会の参加者は、自治体の農業委員会の職員の方々であった。この研修会は、テキストに基づいて解説をするものであって、何回かにわたる連続講座の形をとった。
 また、1月に、G市役所からも依頼があって、G市の農業委員さんの皆さんに対し農地法の若干の問題点について話をさせていただいた。
 6月は、例年どおり、A県から依頼があった。県の施設に集まったA県内自治体の100人余りの農地事務担当者に対し、90分で農地法にかかわる基本的問題点を解説させていただいた。
 さて、7月は、日本経営協会中部本部主催の農地法研修会があった。例年、2日間にわたり、計9時間の話をすることになっている。この研修には、私の書いた本をテキストとして使用した。2日で9時間は、やや疲れるが、他に適当な講師がいないようであるから、やむを得ない。
 10月は、日本経営協会東京本部及び関西本部主催の農地法研修会が、東京都内と大阪市内であった。内容は、中部本部のものとほぼ同じである。
 最後に、11月は、再び、A県主宰の農地事務担当者研修会であった。今回は、春の研修会とは異なり、応用問題をとりあげた。いわば、応用編である。いつも思うことであるが、A県の農地事務の担当者は、よく勉強をしておられると感心する。不勉強な弁護士では、農地法の問題に関する限り、とても彼らには敵わないであろう。
 来年も本年とほぼ同様のスケジュールで、お話をさせていただく予定である。
 皆様も良いお年をお迎えください。

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