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弁護士日記

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岐阜県民手帳2020年版を買ってみた

2019年11月17日

 25年ぶりに岐阜県民手帳を購入した。表紙には、ビニール製のカバーが付いている。そのカバーの内側には、美濃和紙が挟まれており、外観は上品であり、非常に良い。
 ところが、中身をめくって見ると、全く期待外れであった。
 第1に、手帳を開いてすぐに2020年と2021年の年間カレンダーが1頁の中に詰め込まれていた。手帳自体は、上着の内ポケットにも入るくらいの大きさしかないため、カレンダーの文字が非常に小さい。虫眼鏡や何とかルーペを使ってようやく明確に文字が判読できるくらいの小ささである。
 ビジネス手帳において、カレンダーは重要である。一年の計を立てる場合、いきなり手帳の頁をめくる人はあまりいないのではないか。まずは、カレンダーでおおまかに日程を把握し、次に、いつ頃どのような予定を入れるかをイメージする人の方が多いのではないだろうか。
 ところが、カレンダーの文字が極端に小さいため、曜日に〇を付けることすら容易でない。さらに、監修者は、この岐阜県民手帳の購買者をどう予測しているのかという観点からも、疑問が湧く。率直に言えば、配慮に欠けた「やっつけ仕事」であるという評価をせざるを得ない。
 どういうことかと言えば、今の時代、岐阜県民手帳を購入する層として、10代、20代、30代の若者を想定することは極めて困難である。若者は、時代遅れの面倒くさい手帳など買うはずがないのである。
 そうすると、購買者としては、40代、50代、60代の人々を想定する以外にない。しかし、これらの人々は、次第に老眼を発症する割合が多い。であれば、カレンダーの文字は、もっと大きくする必要がある。
 第2に、手帳をめくると、岐阜県民の歌が紹介されている。残念なのは、この頁にはブルーの色が使われている点である。非常に違和感がある。何か安っぽい感じが出てしまっている。やはり、まともな手帳らしさを演出するには、グレーの色(モノトーン)を使うべきではなかったのか。
 第3に、手帳をめくると、当たり前であるが、月が替わる頁が複数ある。ところが、月が替わった場合に、月の文字が、なぜかわざと小さくされている。余計なことをやったために、文字が見にくくなっている。センスのなさを感じざるを得ない。
 第4に、宣伝のための頁なのか、意図が不明であるが、手すき和紙、遺産、宝もの、戦国武将、空宙博、FC岐阜の各頁が出ている。岐阜県民手帳において、なぜこのような話題だけを取り上げ、わざわざ手帳にとじ込まなければならないのか?特に、Jリーグの3部に降格したFC岐阜を心から応援しようとする岐阜県民は一体何人いるのか?200万県民のうち、0.1パーセント程度ではなかろうか?仮に正確データがあれば、岐阜新聞の紙面にでも公表して欲しい。私は、このチームには全く興味がない。
 つまり、選定基準が不明であるという指摘を受けても仕方がないということである。このような宣伝の頁まがいの代物がとじられているため、手帳全体が悪影響を受けている。無料のタウン誌レベルにまで低下してしまっている。実に残念である。宣伝の頁は全部カットすべきである。本来の岐阜県民手帳らしさを取り戻すためにも、ない方が絶対に良い。
 監修者である岐阜県環境生活部の統計課長には、次年度版においては気合を入れて真剣に監修をされるものと期待している。なお、仮に2021年版においても、全く改良・改善がされていない場合、私としては、岐阜県民手帳を二度と手にするつもりがないことを、統計課長に対し、あらかじめお知らせしておく。

日時:19:33|この記事のページ

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