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弁護士日記

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間違った常識を疑え

2020年06月13日

 武漢ウイルス(いわゆる新型コロナウイルス)が中国から全世界に送り込まれ、世界の人々は、これまでの経験しなかったような災難に直面した。幸い、感染の拡大にひとまずストップがかかったようであり、経済活動も少しづつ再開し始めたようである。
 本日付けの産経新聞の23面を読んでいたら、「マスクが感染防止に最も効果」という見出しを見つけた。アメリカの大学などのチームが、アメリカの科学電子版11日に発表したということである。
 効果があったという根拠であるが、紙面によれば、マスクを着用することによって、人々のくしゃみから発生するしぶきから出たウイルスがマスクによって遮断される効果があるということらしい。やはり、マスクは、感染防止の効果があるということが立証されたといえる。
 ところが、昨年までのテレビの健康番組などでは、登場する医者は、異口同音に、「ウイルスは非常に小さいので、マスクなどをしても繊維の目を余裕をもって通過してしまう。したがって、マスクは効果がない」という意見が正当な医学知識であるかのように報道されていたと記憶する。その上で「しかし、マスクをすることで、手指によって直接顔面に触れることが物理的に抑制され、その限りにおいて、効果がないとはいえない」という見解が通説的な地位を占めていたように思う。
 しかし、テレビの健康番組に登場する医師の解説は、少しだけ勉強をしている視聴者からすれば、全く陳腐なものにすぎず、飽き飽きしていた。専門の勉強を日々しているのか疑わしい人物が多かった。暇さえあれば銀座のクラブで豪遊しているのではないかと感じた。
 昔から、私は、マスクがウイルス防止には効果があると考えていた。
 理由は簡単である。答えを出すには、何も医学の専門的知識など要らない。確かにウイルスは小さく、マスクの網目を通過してしまうのはそのとおりであるが、しかし、ウイルスも物体である限り、マスクの網目に衝突してそこで動けなくなってしまうことは十分にあり得ることである。
 どいうことかと言えば、仮に1000個のウイルスがマスクの外から到来した場合、マスクをしていなければ1000個のウイルスが人の鼻の穴に入ってしまう。しかし、マスクをしていれば、1000個のウイルスのうち、全部が動けなくなることはないとしても、半減したり3分の1に減ったりすることはあり得ると考えられる。そうすると、やはり一定の防止効果はあるというほかない。
 また、鼻毛は、外部から侵入したウイルスなどの病原菌をブロックする効果があることは常識となっている。そうすると、マスクと鼻毛を比較した場合、前者の方が、より網目が細かいといえることから、ウイルスの侵入を防止する効果はあるというふうに結論付ける以外にない。これまでの医学の通説は、デタラメだったということである。
 このように我々の周囲には、よくよく自分の頭で考えると間違っていると思われる「常識」にあふれている。間違った情報の多くは、テレビ、新聞などのマスメディアから出されていると見てよいであろう。
 特にテレビは、報道番組と名乗っているものは注意が必要である。純粋の事実の報道であれば全く問題ない。ところが、アナウンサーないしキャスターと称する人物の隣には、一定の思想傾向を持った「ご意見番」的な人物がおり、その人物が、自分の思想を通じてニュースを解説することが多い。そのため、偏向報道が生ずる。世論操作の危険が生まれる。善良な国民は、間違った解説を日々聴くことによって、間違った考え方に染まってゆくおそれがある。
 特に危険なのは、中国という全体主義国家である。中国は、三国志の昔から、謀略に長けた国である。一例として、間違った情報を、宣伝工作を仕掛けようとする国(ターゲット)の国民自身を使って行うという悪賢い方法を好む。ターゲットとされた国の内部で、その国の人間(工作員)に、中国の利益になるような発言をさせることによって、結果、中国の国益を守るという方法である。
 近時、オーストラリアに対する中国の支配計画を弾劾した「目に見えぬ侵略」(クライブ・ハミルトン著。飛鳥新社刊)という本が話題を呼んでいる。私もさっそく注文した。読んだ後には私なりの書評を行う予定である。
 的中して欲しくない話であるが、日本人は中国に渡航しない方が安全である。理由は簡単である。仮に中国がわが国の尖閣諸島に侵攻を開始した場合、わが国と中国は交戦状態に陥る。その場合、その時点で中国にいる日本人は、旅行者であろうと、ビジネスマンであろうと、日本に帰国することが禁止され、一種の人質状態に置かれる可能性が高いためである。出国禁止の理由など、中国のような全体主義国家にとってはどうでもよいことであり、何でも付けられる。

 
 

 

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