058-338-3474

お問い合わせ電話番号
受付時間:午前10時~午後5時

電話でのお問い合わせ

弁護士日記

弁護士日記

今年も最下位で終わるのか?貧打竜

2023年06月15日

 中日ドラゴンズの成績が上がってこない。このままでは秋には最下位で終わる可能性が高い。では原因は何か?
 改めていうまでもないことであるが、打力が弱すぎるということである。打力の象徴はホームラン数であるが、セ・リーグの本塁打数は、毎日、新聞に載っている。10傑の欄を見ると、本年6月14日までの記録では、巨人が岡本16本、大城9本、丸9本であり、この3人だけで34本である。DeNAは、牧が11本、宮崎が11本、佐野が8本であり、この3人だけで30本となっている。好調の阪神は、佐藤輝が8本、大山7本などとなっており、チーム全体で29本となっているようであり、30本に近い。
 ところが、中日は合計しても22本程度であり、完全に見劣りする。ホームランは、戦争に例えればミサイル弾のようなものであり、破壊力が高い。試合結果を大きく左右するものと言ってよい。ところが、ミサイル弾を十分に保有しない中日は、他のライバルチームに勝てないことになる。
 本塁打が出ない理由は、余り言いたくはないが、本来4番を打つはずのビシエドが全く冴えないことが大きい。私の見立てでは、ビシエドは年齢的に完全に力が落ちており、今期限りで引退させるほかない(来期は契約しないということである。仮に来期もビシエドを4番に起用するというような間違った戦略を立てていたとしたら話にならない。球団の首脳陣は素人以下となる。来期も最下位で決まりとなる。)。また、これまで安打を多数打ってきた大島にも陰りが見えている。年齢的にも今後は余り期待できない。そろそろ代打専門に転向する時期を迎えたようである。
 こうしてみると、今後、中日としては、岡林、細川、福永といった若手日本人選手を積極的に起用し、時間をかけて次第に一流選手に育てあげる方法しかないと思われる。もちろん石川選手にも期待しているが、「暴れん坊将軍」のテーマ曲とは正反対のおとなしい打撃に終始しているようにも見える。もっと球場で大暴れして欲しいものである。なお、大島選手の代わりとしては、今後、ブライト選手が伸びてくると予想する。ただし、自分が見た印象では感情の起伏が激しいという性格上の難点がある。また、打席に立った際の構えが良くない(上体がフラフラしており、ヒットが安定して打てる感じがしない)。これらの点を克服することが、今後大きく伸びるためのカギとなろう。
 今期のペナントレースであるが、当面のところ、中日がセ・リーグにおいて不名誉な最下位の位置から脱出するためには、打率が少しでも良い選手を先発メンバーとして起用する方針を確立すべきである。非情なようであるが、データとして打率1割台しか残していない選手は、もともとその器(能力)しかないのであるから、数少ないチャンスにも凡打を重ねるだけで、結局得点に結びつかず、期待をしても空振りに終わるであろう。
 なお、能力が中途半端な外国人選手は、貧乏球団にとっては、獲得する際の出費を節約することができるメリットがあるかもしれないが、「安物買いの銭失い」の結果に終わる可能性が高いであろう。少額であってもお金の無駄使いとなるから、今後は、極力獲得すべきでない。

日時:19:25|この記事のページ

ページの先頭へ

Copyright (c) 宮﨑直己法律事務所.All Rights Reserved.