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弁護士日記

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令和6年1月を迎えて

2024年01月11日

 令和6年になってから既に10日を経過した。この間、いろいろな重大ニュースが出てきている。
 第1に、能登地方で発生した地震である。本当に大変なことが起きた。自分も何年か前に能登地方に観光旅行をしたことがあり、大火が起きた輪島の街を歩いたこともある。そこで気が付いたことであるが、和倉温泉がある七尾市から穴水町の方向に北上する際に、七尾湾沿いの細い道路を家人が運転する車で通行したのであるが、道路と海面が余り離れていないことに気が付いた。津波などが来た場合、危ないのではないかと感じた。いずれにしても、被災地が早く復旧して欲しいものである。
 第2に、羽田空港で飛行機同士が衝突した事件には驚いた。衝突の原因は、海保の飛行機が管制塔の係官からの無線の内容を誤解したことが最大の原因ではないかと考える。それにしても、海保の乗員は機長以外が死亡したのは残念であるが、しかし、日航機から多数の乗客・乗員が全員脱出できたことは不幸中の幸いであった。万が一、乗客が死亡するようなことがあった場合、補償をめぐって訴訟問題となることは必至であった。
 第3に、パレスチナのガザ地区における戦争(正確には、イスラエルによるハマスの掃討作戦)とウクライナの戦争は、全く解決の筋道が見えない。思うに、ガザ地区の戦争については、今回の戦争の発端は、テロリストの集団であるハマスが、昨年、越境してイスラエルに対し奇襲攻撃を加え、多くの人質をとったことにある。このような攻撃がなかったら、今回の戦争は起きていない。したがって、責任の90%以上はテロリスト集団のハマスにある。イスラエルがテロリストのハマスのせん滅(殺害または捕虜とすること)を考えていることは十分に理解できる。私はイスラエルを支持する。
 次に、ウクライナの戦争であるが、これは、侵略者ロシアの大悪党プーチンが計画して起きたことである。責任は100%ロシアにある。ときどき新聞などで、停戦案が話題になっているが、これは根本的におかしい。ロシアが、侵略軍をウクライナの国土から完全に撤退させれば、すぐに問題は解決するからである。「ウクライナの国土から侵略軍を引く」という普通の解決策をとることを、どす黒い私欲に固まった悪党プーチンが拒否していることが、最大の問題である。
 韓国の最高裁は、連日、いわゆる徴用工訴訟において、下級審が日本企業に対し賠償金を払うことを命じた判決を下したことを支持し、日本企業の上告を棄却している。そのため、日本企業の敗訴が次々と確定する現象が起こっている。これは、重大な問題である。
 なぜなら、徴用工訴訟というものは、元徴用工である韓国人が提起した、事実に基づかない、いわば悪質なでっち上げ裁判だからである。刑事事件に例えれば、無実の者に対し、検察官が起訴し、これを受けた裁判所が音頭をとって犯罪者の烙印を押し、死刑判決を下しているようなものだからである。これは絶対に許すことはできない。
 思うに、韓国人の中に、現状のごとく、あえて噓八百を並べ立てて、日本国(日本企業、日本人)に対し不当な攻撃を加えようとする邪悪な人間がいる限り、韓国人は信用できないという結論に至る。私見によれば、今後、短期間のうちに、日本人と韓国人が真に和解するということは期待できない。当面のところ、韓国人から、新たないちゃもんを付けられないようにするため、われわれ日本人は、毅然とした態度で臨むべきであり、また、常に強い警戒心を持って応対すべきである。

日時:14:54|この記事のページ

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