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弁護士日記

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中日ドラゴンズ低迷の原因を探る

2017年04月13日

 私は昔からプロ野球の中日ドラゴンズのファンである。ところが、最近の中日は粘りがなく、競り合いに弱い。昔は、平均してAクラスにいたのであるが、最近はBクラスが似合っている。原因はなぜか?私なりに以下のとおり分析してみた。
 ろくな選手がいないなど原因は多岐にわたるが、ここでは2点に絞る。
 [原因その1] 選手の世代交代がうまくいっていないこと。
 中日というチームは、どういうわけか知らないがベテランを重用してきた。特に落合監督の時代はそうであった。確かにベテラン選手に任せておけば、そこそこの数字を出す。したがって、監督としても安心できる。反面、若手選手が一軍の試合に出られないため、芽がでない。せっかくの才能を開花させることなく、プロ野球界を去る。
 ベテランを必要以上に使うという悪い傾向は今でも改まっていない。特に、谷繁監督の時代は、自分が捕手をやりつつ監督も兼業するという、実に馬鹿げた方法をとっていた。捕手が監督を兼業して多く勝てるはずがない。プロ野球はそんなに甘くないと思うが、現実には全くおかしな体制をとっていたのである。
 また、現在の森監督であるが、落合監督の手法をまねているのかどうかは知らないが、冴えが感じられない。大体、「高齢者」の部類に属する荒木や、岩瀬投手を一軍に登録している点は説明が付かない。私が監督だったら、一軍登録選手は、20歳代が中心となる。30歳代後半まで現役にこだわっている選手がいたら、その選手には戦力外通告をして野球を辞めてもらう。あくまで若手中心で行くのである。私は、何事につけ現状に安住し現時点よりも能力が向上する見込みのない「ベテラン」は全然好きでない。
 [原因その2] 選手を甘やかしていること。
 中日ドラゴンズの野球中継をテレビで見たり、あるいはラジオで聴いたりした際に気が付く点とは、アナウンサーも解説者も、選手に非常に優しいということである。「他人に対して優しい」という態度は、一般的には好ましい態度である。しかし、プロ野球は、「勝ってなんぼ」の世界である。この点は弁護士も同じであろう。いくら弁護士の人間性が優れていても、あるいは人格が高潔であっても、裁判に連戦連敗しているような弁護士では使い物にならない。むしろ、多少人が悪くても、裁判に勝ってくれる弁護士の方が優秀という評価を受ける。プロ野球選手も同じである。
 したがって、野球解説者は、選手が馬鹿なプレーをしたときは、「何をやっているのだ。しっかり練習しろ」と指摘し、また、監督の采配に疑問があるときは「今の采配はどうかと思います」などと疑問を呈する必要がある。ところが、中日ドラゴンズの試合に限っていえば、中日OBの解説者が、選手のプレーや監督の采配を非難する場面は全くない。アナウンサーも同じである。ひたすら「よいしょ」に専念している。また、選手も「ぬるま湯」につかっている。厳しさが足りないのである。放漫経営によって巨額の赤字を出している民間企業と同じ体質を感じる。しかし、これではダメである。
 なぜ、解説者やアナウンサーがそのようなおかしな傾向に染まっているのか、原因は定かでない。しかし、私の推測によれば、球団の親会社である中日新聞の意向が働いているのではないかと思う。選手のプレーや監督の采配については、マイクの前では絶対に非難めいた言葉を発しないように、お達しが出ているのではなかろうか?
 私としては、例えば、元ヤクルトの野村監督や阪神の江本投手のように、野球解説者になってから、普通は言いにくいことをズバズバと言う解説者の方が好きである。
 以上、今シーズンは、中日ドラゴンズには、むしろ連戦連敗のプロ野球新記録を作ってもらいたいと願っている。一度、底なしのどん底に落ちて、その結果、周囲から徹底した批判を受けてから、初めて中日ドラゴンズの真の再生があると考えるからである。

日時:10:40|この記事のページ

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